自重トレーニングではちょっと物足りないけれど、ダンベルとベンチを買うほどでもない。
そんな人におすすめなのがチューブトレーニング。
もちろん、筋トレが習慣となった中・上級者にも最適。
いつでも、どこでも、どんな重さでも出来て、かつ非常にお手軽な値段で購入できる素晴らしいグッズを1ヶ月使った感想をまとめておきたいと思います。
チューブトレーニングのメリット
チューブだけあれば他の器具は不要
チューブの最大のメリットはこれだけ買えば完結するという点。
ダンベルトレーニングはダンベルに加えて、トレーニングベンチがほぼ必須ですし、バーベルを使うとなれば、ラックが必要になり6桁の予算が必須になります。
他にも気軽に買えるグッズと言えば、腹筋ローラーやプッシュアップバー、チンニングバー等がありますが、どれもそれだけでは全身を鍛えることはできません。
それに比べてチューブはこれ一つで全身を鍛えることが可能。
重量も4.5kgから68kgまで幅広く選べるので、その人に合った重量でトレーニングできるのはもちろん、部位ごとにも適切な重量を選択できます。
しかも価格は3,000円以下。
コストパフォーマンスや場所を取らないスペース効率の点で見ても、非常に優れたグッズと言えます。
いつでもどこでもトレーニング可能
グッズそのものが重くないからこそ、どこでもトレーニング出来るのが大きな魅力。
普段ダンベルでトレーニングをしている自分がこの商品を買ったのも、外出先で使いたいというのが理由の一つでした。
さすがに画像のように本を読みながらのトレーニングはおススメできませんが、トレーニングをする部屋を作らなくてもテレビやPCを見ながら出来るのは非常にありがたい。
特に慣れないうちは動画でフォーム等を確認しながらになると思うので、このメリットが強く生きるはずです。
チューブトレーニングのデメリット
高重量のトレーニングには不向き
1回の動作で全力を使い切るような高重量のトレーニングにはあまりチューブは向いていません。
MAXで68kgなので、トレーニング歴が長くなってくると脚トレや胸トレには少し物足りない気も。
とはいえ、10回3セットの標準的なメニューの組み方であれば特に問題は無し。
逆に1セットを20回にするような低重量高回数のトレーニングにピッタリとも言えます。
最初は種目がわかりづらい
チューブを渡されて、「トレーニングしてください。」と言われても、多くに人が何をすればいいかわからないことでしょう。
自重トレーニングやダンベルトレーニングに比べると、そこまで多く種目が紹介されていないのも事実です。
しかし今は動画の時代。
商品にトレーニング解説動画が付属しているのはもちろんのこと、Youtubeで「チューブトレーニング」と調べれば何本も参考になる動画が出てきます。
フォームも効かせ方も動画を見ながら段々と学んでいきましょう。
STEADY トレーニングチューブの魅力
ここからは、今回自分が買ったSTEADYというメーカーのトレーニングチューブの魅力を語っていきたいと思います。
わかりやすい色とkg表記
他社製品と大きな違いを感じた点は「わかりやすい色」と「kg表記」です。
メーカーによってはデザイン性を重視して色を黒などで統一している商品が多くあります。
購入する前は、そういったデザインの方がスタイリッシュで良いかなと思っていましたが、実際に使ってみると一目で重さを判別できることのありがたみを実感しました。
一番重いものから順に、赤・黒・緑・青・黄と設定されており、パッと見るだけで重さの判別が可能。
筋力の成長とともに使用するチューブの色が変わっていくのもモチベーションに繋がって非常に良い点です。
もう1点ありがたいのがkg表記です。
海外メーカーの多くの商品はlbs=ポンド表記となっており、重さがわかりづらい。
STEADYのトレーニングチューブはkgとlbsが併記されており、脳内変換しなくてもすぐに重さがわかります。
最初はAmazonランキング1位の商品を購入しようと思いましたが、そちらはlbs表記になっていたというのもSTEADYのトレーニングチューブを購入しようと決意した大きなポイントです。
付属品が優秀
人生で初めてトレーニングチューブを購入したので、付属品のどこに気を付けるべきなのかわかっていませんでしたが、STEADYのこだわりは非常にありがたいものでした。
ドアアンカーは、ドアの隙間にドアアンカーを通し、そこにチューブを通すことで高い位置からチューブを引っ張ることが可能になります。
こちらが他社製品よりもかなり長くなっており、重量を重めに設定して複数のチューブを通す際に非常に有用でした。
また、確かに耐久性も非常に高そうで、通常の使用方法でトレーニングする限り、壊れることは無いように感じます。
アンクルストラップは、足首に通すことで大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えるために使用します。
脚はかなりの高重量を扱える部位ではありますが、その分ストラップの生地が荒いと痛みもかなり強め。
STEADYのアンクルストラップはスポンジ生地になっているため、自分が使用した限りでは痛みを感じませんでした。
他にも付属のトレーニング動画は非常に丁寧ですし、持ち運び用のバッグもかなり頑丈に作られています。
まとめ
・チューブトレーニングは筋トレ初心者から上級者まで幅広くおススメ
・コストパフォーマンスや効率的なスペース活用に優れている
・持ち運んでいつでもどこでもトレーニング可能
・始めたては種目がわかりづらいが、動画を見れば万事解決
・「わかりやすい色」と「kg表記」で視覚的にも非常に使いやすい
・付属品が非常に優秀なマストバイアイテム
おわりに
チューブを購入するまで、チューブトレーニングをなめていたなというのが正直な気持ちです。
最初は軽い気持ちで低重量高回数のパンプ目的で購入しましたが、しっかりと使いこなせば筋力向上・筋肥大の観点から見ても非常に優秀。
筋トレ初心者が購入する最初のグッズとしてはもちろん、中・上級者が筋肉への刺激を変えたい、ストレッチ・コントラクト種目として取り入れるのにも最適です。
チューブを取り入れて、筋トレライフをより豊かなものにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事で!