家でトレーニングをしていると自ずと必要になってくるトレーニングベンチ。
購入しようと思い立つも、色々な種類・色々な価格帯のものがあって決めるのはなかなか難しいです。
ということで今回は、目的別・価格帯別などに応じたトレーニングベンチの選び方を紹介します。
この記事を通して、あなたにぴったりなトレーニングベンチが見つかれば幸いです。
- トレーニングベンチがあるとできること
- トレーニングベンチの種類
- アジャスタブルベンチの選び方
- おすすめのトレーニングベンチ
- 購入するならダンベルもセットで
- レッグカールとレッグエクステンションができるベンチ
- まとめ
- おわりに
トレーニングベンチがあるとできること
トレーニングベンチはダンベルでのトレーニングや、自重でのトレーニングのバリエーションを大幅に増やしてくれます。
家にダンベルがない人でも、
・ベンチに足を乗せてシットアップ(腹筋運動)
・ベンチに足を乗せてプッシュアップ(腕立て伏せ)
など、トレーニングベンチがあるだけで自重トレーニングの負荷を上げることも。
そしてやはり真価が発揮されるのはダンベル・バーベルとセットで使う時。
上の画像の種目の他にも、もっともっとたくさんのバリエーションでトレーニングを行うことが出来ます。
今自分が行っているメイン種目でも、23種目中15種目はトレーニングベンチが必須の種目。
よりしっかりしたトレーニングを行いたい人には、マストバイのアイテムと言えるでしょう。
トレーニングベンチの種類
トレーニングベンチの種類は大まかに2つに分けることが出来ます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきましょう。
フラットベンチ
フラットベンチはその名前の通り、平らなトレーニングベンチのことを指します。
後で紹介するアジャスタブルベンチと比較すると、価格は少しだけ控えめになっていることが多いです。
1,000円であっても出費を抑えたい人にはありがたい点ですね。
また、脚の部分が折りたためるタイプが多く、普段からトレーニングベンチをだしっぱなしに出来ない人には重宝される省スペース設計となっています。
アジャスタブルベンチは角度調節の為に継ぎ目があるのと比較して、フラットベンチは継ぎ目がないのも特徴と言えます。
あえて素直に書くなら、このデメリットを見ればフラットベンチを購入する理由はほぼありません。
個人的にはアジャスタブルベンチ一択です。
アジャスタブルベンチ
アジャスタブルベンチはアジャスト(調節)することが可能なベンチ、すなわち角度の調節が可能なベンチのことを指します。
ちなみに画像のベンチは現在自分が使っているベンチでもあります。
角度を床と水平よりも高くした状態をインクライン、低くした状態をデクラインと呼びます。
そのため、インクラインベンチやマルチベンチとも呼ばれますね。
角度調節ができることで、
・大胸筋上部をターゲットとしたインクラインダンベルベンチプレス
・三角筋前部をターゲットとしたショルダープレス
・広背筋をターゲットとしたインクラインダンベルローイング
などなどより一層バリエーションが増加。
ベンチを購入するならアジャスタブルベンチがおすすめです。
アジャスタブルベンチの選び方
角度調節
アジャスタブルベンチは角度が命。
自分が使っているベンチは背もたれが7段階、シートが3段階で合計21段階に調節することが出来ます。
1万円前後の価格帯だとおそらく標準的な機能。
21段階全てを使うことはほぼありませんが、選択肢が多い方が良いものです。
角度調節はピンの抜き差しだけで行えるタイプが標準で非常に簡単。
耐久性に不安を感じてしまう人は、もう少し上の価格帯だと調節方法が変わったりもします。
継ぎ目
シートと背もたれの間の継ぎ目も重要視すべきポイント。
自分の持ってるタイプは、どちらかというと広め。
人によっては気になるかもしれませんが、個人的にはこれぐらいの広さなら特に気になったこともありません。
それでも新しく買うなら狭いに越したことはないので、狭いものを選びましょう。
自分が使っているのは8cmぐらいの幅がありますが、4cmのものがあったので貼っておきますね。
耐荷重・幅・安定性
あとは細かいこだわりになってくるのでまとめて。
まず耐荷重というのはどのくらいの重さまで耐えられるかというポイント。
自分の体重+ダンベル・バーベルのウェイトで考えれば、どんなに多く見積もっても400KGあれば間違いないでしょう。
幅はシートや背もたれ部分の幅。
画像では25cmとなっていますが、この幅があまりに広かったり狭かったりすると、ダンベルベンチプレスで深く降ろそうとしても降ろせない可能性があります。
とはいえ、そこまで身体に合わないサイズで作られていることも無いと思いますので、それほど気にすることもありません。
安定性は、ベンチの脚部分の作り次第。
ここはレビューや価格帯、商品紹介を信じて選ぶしかありません。
メーカーによっては店頭販売しているものもあるので、気になる方は見にいくのも一つの選択肢。
自分はジムで使ったのも含めると5種類ぐらいのベンチでトレーニングしたことがありますが、不安定だなと思ったことが一度もないんですよね。
相当に神経質でない限り、そんなに気にしなくて良い点でしょう。
コストパフォーマンス・デザイン
コストパフォーマンスというのは、安ければいいというわけではありません。
トレーニングベンチを購入するのは人生で1度か2度くらい。
購入して後悔しない商品を選びましょう。
色々アタッチメントがついているのに安い商品は、正直ちょっと怖いかなという気もするので、7,000円以上ぐらいがねらい目だと個人的には感じています。
デザインは人それぞれの好み次第ですが、シンプルなデザインもしくは赤と黒を基調としたベンチが個人的には好きですね。
おすすめのトレーニングベンチ
結局どれがおすすめなのかと言われると、
シンプルなデザイン、厚みのあるシート、狭い継ぎ目が魅力的な「リーディングエッジ」社のトレーニングベンチか、
現在自分が使っていて不便を感じておらず、愛着もある「FITMATE」のトレーニングベンチがおすすめです。
購入するならダンベルもセットで
ベンチの真価は、やはりダンベル・バーベルと一緒に使った時に発揮されます。
購入するならダンベルも一緒に購入しましょう。
可変式ダンベルを購入すれば、1セット買うだけで幅広い重量で様々な種目のトレーニングが行えます。
少し筋トレをするだけで確実に20kg以上の物が必要になるので、予算が多い人はダイヤル式の可変ダンベルを、入門用でも20kgはあるものを選びましょう。
過去にダイヤル式可変ダンベルの記事も書いているので、気になる方はこちらも参考にどうぞ。
レッグカールとレッグエクステンションができるベンチ
ここからはちょっと蛇足な内容。
最近自分が購入を検討しているのがレッグカールとレッグエクステンションができるベンチです。
レッグカールはハムストリングス、レッグエクステンションは大腿四頭筋をターゲットとした種目ですが、家トレでハムストリングスに効かせるのはかなり困難。
トレーニングベンチにこのアタッチメントがついていれば、プレートを付けることでいつでもレッグカールができます。
価格はここまで紹介したトレーニングベンチからは跳ね上がりますが、約1年半の家トレの中で、家でハムストリングスを鍛えられることのありがたみを知ったので購入検討中です。
もし家にダンベルもトレーニングベンチもない状態で、家でレッグカールをしたいと考えている方がいれば、アイロテックのこちらのベンチと、ダンベルをセットで購入するのが非常におすすめ。
まとめ
・トレーニングベンチがあると筋トレの種目が大幅増!
・買うならフラットではなくアジャスタブルベンチを!
・角度調節、継ぎ目、コストパフォーマンスで選ぼう!
・購入するならダンベルもセットで!
おわりに
今回はトレーニングベンチについての紹介記事でした。
もし家が火事になったらトレーニングベンチを担いで逃げ出すぐらいには、愛着のある大切な筋トレのお供です。
人生で一度か二度ぐらいしかない買い物なので、よく選んで購入しましょう。
わからない点、不明な点があればコメント・リプライ等頂ければすぐに解答いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事で!