筋トレが楽しくなってきたけどダンベルやバーベルは家に置けない!
自重トレーニングをもっともっと極めたい!
普通の腕立て伏せやスクワットでは物足りなくなってしまったあなたにおススメなのが、『ウェイトベスト』。
ダンベルにはない『ウェイトベスト』のメリットや、おすすめの自重トレ種目、ウェイトベストの選び方などまとめていきたいと思います。
ウェイトベストとは
ウェイトベストとは画像の様に着るタイプのウェイトのことを指します。
こちらは自分が購入した20kgタイプのもので、前にポケットが5つ、後ろにポケットが5つ付いており、1つに2kgの重りが入っています。
正面のベルトがマジックテープになっており、身体にしっかり巻きつけてブラブラしないように装着することが出来ます。
ウェイトベストのメリット
両手が空いた状態で加重できる
ウェイトベストの最大のメリットは何と言っても両手が空くこと。
ダンベル・バーベルのように手で持たないと加重できないウェイトに比べると、種目選択が非常に広くなります。
また、ダンベルは長時間持っていると前腕が疲れてきて、効かせたい部位よりも先に握力が限界を迎えることもしばしば。
ウェイトベストの場合は肩にかけるので前腕が疲れにくく、なおかつ体幹部への荷重。
より自然に身体全体が重たくなるので自重トレーニングにぴったりです。
スペースを取らない
ダンベル、アジャスタブルベンチ、パワーラック、バーベル、プレートなどトレーニンググッズは場所を取るものが多め。
家族の事情や、部屋・家の事情的にスペースを確保することが難しい人、器具を買いそろえる程筋トレにハマるかどうか不安な人にはウェイトベストがぴったりです。
ウェイトベスト1つあれば、上半身から下半身まで通常の自重トレーニングより強い負荷をかけることができますし、取るスペースもほんのわずか。
ダンベル等に比べると、部屋に置いておいてもそこまで存在感はありません。
重量調節が簡単
これは実際に使ってみるまで気が付かなかったのですが、重量の調節が非常に簡単です。
この袋に入っている棒状の重りが2kgとなっており、これを抜き差しするだけで重量のセッティングはおしまい。
最初から20kgは無理そうだという人も、一番最初は重りを抜いてもらって、自分の筋力の発達とともに重りを追加してけば、永遠に付き合える筋トレパートナーとして共に歩んでいけるはずです。
ウェイトベストを装着して行うおすすめ自重トレーニング
プッシュアップ(腕立て伏せ)
自重トレーニングの王道と言えば、やはり腕立て伏せ。
回数を増やしたり、動作速度をゆっくりにしたり、脚を高い位置に置いたりなど工夫やフォーム次第では負荷を強くすることが出来ますが、それでも負荷は弱め。
個人的な意見としては大胸筋、上腕二頭筋、三頭筋の筋肥大を狙うとするなら自重だけでの腕立て伏せには限界があると思っています。
しかし、ウェイトベストを着ると地獄のような種目に早変わり。
1レップ1レップの負荷が段違いに上昇します。
誰かを自分の上に乗せたりしない限り、負荷を増やすことは難しい種目なのでウェイトベストの強みが出るのも良いポイント。
プッシュアップバーと組み合わせれば、より強烈に大胸筋に効かせることができます。
スクワット
筋トレを続ければ続ける程、自重だけでは満足できなくなるスクワット。
自分は普段ダンベルスクワットを行っていますが、両手にダンベルを持たないといけない関係上、フォームが崩れがち。
その点、ウェイトベストを装着してのスクワットは自然体のフォームで行えるのでより大腿四頭筋や大殿筋・中殿筋にしっかりと負荷をかける意識を持つことが出来ます。
また、ブルガリアンスクワットのようなバランスを取ることさえ難しい種目であっても、ウェイトベストであれば重心が体幹にしっかり残っているので、しっかりとしたフォームで動作することが出来ます。
チンニング(懸垂)
自分はほぼ懸垂の為に買ったと言っても過言ではない程、ウェイトベストと懸垂の相性はバッチリ。
通常10回3セットでメニューを組んでいますが、20kg加重すると5回も出来ない程に圧倒的な負荷が掛かります。
ある程度懸垂が出来るようになってしまうと、広背筋の筋力向上を自重で行うことは非常に難しいのですが、ウェイトベストのおかげでまた新たな世界が見えてきました。
バーベルのプレートを腰に巻き付けるよりも安全性が高く、高さ・広さもいらない。
ウェイトベストを着ている分、プレートより一層背中に効いている実感があります。
アブローラー(腹筋ローラー)・プランク
ウェイトベスト届いたので20kg加重立ちコロしたら1回も戻れなくて笑ってる pic.twitter.com/ExlECmlJ8G
— りつ (@ulotti) May 25, 2021
腹筋系の種目とも相性がいい、ウェイトベスト。
初心者向けのプランクではもちろんのこと、腹筋ローラーでもとてつもない威力を発揮します。
腹筋ローラーもある程度回数がこなせるようになってくると、立ちコロの回数を増やすぐらいしか負荷を強くする方法が無くなってくるのですが、ウェイトベストを着ての立ちコロは別次元。
ある程度立ちコロに自信があった僕もウェイトベストの前に敗北しました。
より深い腹直筋の陰影をつけたい方は、ぜひウェイトベストを装着しての腹筋系種目に挑戦してみてください。
カーフレイズ
数ある種目の中でもトップクラスに好きな種目であるところのカーフレイズ。
普段は段差を使って20回3セットで行っていますが、もう1歩たりとも動けない程パンパンにパンプするのが気持ち良いんですよね。
ダンベルで加重して行うとバランスを崩しがちな種目ですが、ウェイトベストを着ると重心が安定したまま、ふくらはぎに強い負荷をかけることが出来ます。
初めてウェイトベストを着てカーフレイズした日の痛みと気持ち良さは忘れられません。
これから半ズボンや七分丈を着る季節がやってくるわけですから、大きくて引き締まったふくらはぎに育て上げたいところですね。
他にもディップスを始めとした多くの自重種目でウェイトベストを活用することが出来ます。
ぜひ、自分のお気に入り種目を見つけてみてください。
ウェイトベストの選び方
重いものを選んだ方がお得
前述した通り、ウェイトベストは簡単に重量の調節が出来ます。
わざわざ最大重量が軽いものを購入するぐらいなら、最大重量が重いものを購入して、調節した方が圧倒的に効率が良いです。
おすすめはやはり20kg。
2kgの重り10本が入っているので0kg~20kgまで2kg単位で調整できます。
25kg以上の物もあるにはありますが、かなり種類が限られますし、価格が跳ね上がるので個人的にはそこまで推奨できません。
ブランド
ウェイトベストに限ったことではありませんが、他にも色々な商品を出していて、信用があるブランドの器具を選ぶのが吉。
自分が購入したIROTECというブランドは様々なトレーニング器具で非常に有名なメーカーです。
だからこそ耐久性にもある程度信頼を置くことができ、価格的にも安過ぎず高すぎずちょうどいいぐらい。
自分も購入前にいくつかの種類を検討しましたが、購入するならIROTEC一択かなという印象です。
まとめ
・自重トレーニングの強度を上げたい人にはウェイトベストがおすすめ!
・腕立て、スクワット、チンニングなど効果的な種目がたくさん!
・購入するならIROTECの20kgがおすすめ!
おわりに
今回はウェイトベストの紹介でした。
ダンベルやベンチを購入するのが難しく、自重トレーニングで筋肉を大きくしていきたい人には本当におすすめです。
自分もダンベルとベンチ等は家に揃っていますが、より種目や重量のバリエーションの為に今後も重宝すると思うので非常に楽しみ。
筋トレに本腰を入れよう!という方はぜひトレーニングに導入してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事で!