トレーニング中に飲む飲み物として欠かせない、BCAA。
その中でも代表的なメーカーであるXTENDの全味・全フレーバーを約2年かけて完飲しました。
1回ではなく、使い切るまで飲んだからこその、信憑性ある味のレビューができるのではないかなと思います。
この記事では、
・EAAとBCAAの違い
・EAAとBCAAのメリット、デメリット
・摂取タイミング
・おススメのフレーバーランキング
について解説していきたいと思います。
ぜひ、最後までお読みください。
- BCAAとは
- BCAAとEAAの違い
- EAAのメリット
- EAAのデメリット
- BCAAのデメリット
- BCAAのメリット
- プロテインの代わりにBCAAやEAAじゃダメなの?
- フレーバーランキング
- まとめ
- おわりに
BCAAとは
Branched Chain Amino Acidsの略称で、日本語では分岐鎖アミノ酸と呼ばれます。
体内で生成することのできない必須アミノ酸9種類の内、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類がこのBCAAに該当します。
覚えておくべきなのは、筋肉を合成する際にこの3種類が優先的に体内で使われるため、トレーニング時に補給することで、
筋肉の分解を抑制し、筋肉の合成を促進させてくれます。
自分を含め多くのトレーニーがBCAAやEAAなしではトレーニングしたくないと考えているほど、運動やトレーニングをする際には非常に大切なサプリメントです。
食事・プロテインとの違い
プロテイン飲みながら運動すればいいんじゃないの?
と初心者の方は勘違いしがちですが、消化・吸収速度に大きな違いがあるためプロテインでの代用はできません。
食事からのタンパク質摂取の場合は内容にもよりますが約2時間、
プロテインからのタンパク質摂取の場合は約1時間、
消化・吸収に時間がかかります。
また、消化の際には体を落ち着かせようとノルアドレナリンが分泌されますが、
トレーニング中はアドレナリンが出て体を興奮させようとします。
体が一つのことに集中できないため、消化不良を起こしたり、トレーニングのクオリティが下がったりするという弊害も発生するので、
トレーニング直前やトレーニング中の食事・プロテインの摂取はおススメできません。
BCAA・EAAはこれらのタンパク質が分解されたアミノ酸の状態での摂取となりますので、素早く体内に吸収することが可能なのです。
BCAAとEAAの違い
よくある疑問がBCAAとEAAの違い。
どちらを飲むべきかという議論は尽きませんが、先に概要のお話をします。
EAAとは先にお話しした体内で生成することのできない必須アミノ酸9種類を指します。
Essential Amino Acidsの略称ですね。
BCAAはその中の3種類、バリン・ロイシン・イソロイシンのみを指すので、
EAAの中にはBCAAが含まれています。
EAAがBCAAを含むなら、EAAを取ればよくない?
ごもっともな意見です。
そのため、EAAを飲むべきか、BCAAを飲むべきかはいまだに議論が分かれています。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、どちらを摂取すべきか考えて決める必要があります。
EAAのメリット
必須アミノ酸9種類全てを摂取できる
先に説明した通り、EAAは必須アミノ酸9種類全てを摂取することができます。
筋肉の合成に強く寄与するのは、バリン・ロイシン・イソロイシンですが、材料としては他の6種類の必須アミノ酸もなくてはならないものです。
その9種類の必須アミノ酸が摂取できるという点で、EAAは大きくBCAAより優れています。
EAAのデメリット
金額が高額である
EAAの一つ目のデメリットは金額が高額である点。
最近になってEAAも比較的購入しやすい価格帯になりましたが、それでもBCAAの方が安く購入することができます。
トレーニングする時は毎回摂取するサプリメントであるからこそ、この金額の差から目を背けることはできません。
美味しくない
EAAの二つ目のデメリットは美味しくない点。
特徴的な苦みがあり、最近は飲みやすい商品が増えてはいますが、BCAAのようにジュース感覚で飲めるほどにはまだ、味の改善はされていません。
こちらもトレーニングする時に飲むものだからこそ、キツいトレーニングの合間に美味しくない飲み物を飲むというのはなかなかストレスになるもの。
苦い飲み物が好きだったり、特に気にしないという方以外はBCAAの方が味的にはとっつきやすいかなと思います。
BCAAのデメリット
必須アミノ酸9種類全てを含んでいない
EAAのメリットと逆に、BCAAはバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類のみのサプリメントです。
ただ、このデメリットに関してはプロテイン等で高い血中アミノ酸濃度を実現できていれば、
わざわざトレーニング中のドリンクとして他の6種類の必須アミノ酸は取らなくて問題ないという意見もあります。
自分もトレーニングの1時間前にプロテインを摂取しているため、特にBCAAで問題ないと思い2年間BCAAを摂取し続け、
順調に体を大きくすることができました。
BCAAのメリット
金額が安価である
EAAと比較してBCAAはかなり安く購入ができます。
販売しているメーカーも多く、セールの利用等も簡単なため、サプリメントにそこまでお金を払いたくない人にはBCAAがおすすめです。
味が美味しい・フレーバーが豊富
この記事で紹介するXTENDのBCAAはどれも非常においしく、この商品群だけでも10種類のフレーバーを楽しむことができます。
EAAのフレーバーは非常に少なく、長くトレーニングを続けていく人なら飽きが来てしまうことも珍しくありません。
自分の気分に合わせて、いろいろな味に変えることができるのはEAAにはないメリットです。
プロテインの代わりにBCAAやEAAじゃダメなの?
よくある勘違いとして、プロテインの代わりにBCAA・EAAを飲めばいいのではないかという問題があります。
理論上は可能ですが、プロテインと比較するとBCAA・EAAは非常に割高で、実際にやっている人は存在しません。
また、吸収する際の臓器の負担という面でも、食事やプロテインでの摂取の方が体に優しいので、
あくまでBCAAやEAAはトレーニング中や起床直後など迅速にアミノ酸を摂取したいときに使うようにしましょう。
フレーバーランキング
この記事のメインである、フレーバーランキングに移ります。
トレーニング中は酸味があるドリンクの方が良いという自分の主観に基づくランキングなので、
ぜひ、あなたにあったものをお試しいただければと思います。
第10位「フリーダムアイス」
XTENDのBCAAの中でも最も異色を放つこちらの商品。
そもそもフリーダムアイスってなんだ…って感じですが、
飲んでみてもフリーダムアイスってなんだ…って感じです。
ちょっと甘みを感じるソーダ系のアイスのような味がする商品ですが、
その特徴は何といっても溶かした後の液体の色。
食欲がなくなるような、真っ青なカラーは唯一無二です。
普通のフレーバーでは満足できない、チャレンジャーの方はぜひこちらの商品をお試しください。
第9位「マンゴーマッドネス」
その名の通り、マンゴー味のこちらの商品。
XTENDのBCAAの中では、最も甘い商品かと思います。
甘いドリンクが好きな方にはおススメですが、甘いのが苦手な方や、
BCAAと一緒にデキストリン等の糖質を摂取する方には、少し甘すぎるかもしれません。
個人的には酸っぱい系の商品の方が好きなので、このランキングにさせていただきました。
第8位「ノックアウトフルーツパンチ」
最も色々なフレーバーの風味が混ざっているのがこちらの商品。
パッケージを見てもらえればわかるように、
バナナ・レモン・リンゴ・イチゴ・ブルーベリー・パイナップルなどいろいろなフルーツのフレーバーが混ざった味がします。
酸っぱいような、甘いような、
良く言えば良いとこどり、悪く言えば、ちょっと中途半端な味に感じてしまう人もいるかもしれません。
本当に独特なフレーバーなので、気になった方はぜひお試しください。
第7位「ストロベリーキウイスプラッシュ」
ストロベリーとキウイが混じった味がするのがこちらの商品。
どちらも酸味が強い果物だからこそ、「ノックアウトフルーツパンチ」よりはまとまった味がします。
キウイの酸味の再現度も高く、本当にキウイを食べているかのような錯覚をするかもしれません。
ただ、日本ではストロベリーとキウイを組み合わせるという発想がないため、あまり食べたことがない味であることは確か。
この組み合わせに魅力を感じるか否かが、この商品の購入するかどうかのカギになるでしょう。
第6位「イタリアンブラッドオレンジ」
ここからは、基本的に一つのフルーツのフレーバーが楽しめるゾーンになります。
「イタリアンブラッドオレンジ」は、いわゆる日本のオレンジよりも酸味が強く、オレンジジュースのような感じではありません。
また、"ブラッド"の名に恥じない赤さも特徴で、飲んでいるだけで周りのトレーニーを威嚇することができます。
オレンジ系の酸味が好きな人にはぜひおススメしたいフレーバーです。
第5位「ブルーラズベリーアイス」
ラズベリーの酸味と、アイスの甘みの塩梅が素晴らしいフレーバー。
パッケージからもわかるとは思いますが、当然溶かした後の液体は青。
飲んでいて一番体温が下がるような気がします。気がするだけです。
単一フルーツ系の中ではどちらかというと甘めなので、ベリーの甘さが好きな人にはおススメです。
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第4位「ウォーターメロンエクスプロージョン」
エクスプロージョンとは何なのかよくわかりませんが、スイカ味のBCAAです。
想像よりもスイカの味がするので、スイカ好きにはたまらない一品。
電解質パウダーや塩等を入れるとより一層スイカ感が増すので、夏に飲むならこのフレーバーが一番おススメかもしれません。
良く言えば、冬に飲んでも夏の気分が味わえます。
第3位「グレイシャルグレープ」
容器を捨ててしまったため、一番最初の自分の写真には載っていないのですが、とても大好きなフレーバーの一つ。
自分はたまにBCAAをジュース代わりに持ち歩いて飲むのですが、そういった際に一番おススメなのはこちらの味です。
いわゆるグレープジュースから砂糖を抜いたような味がするので、ブドウの味を味わいつつ甘すぎない非常に飲みやすい商品。
前後の味と比較するとそこまで酸味はありませんが、多くの人におススメしやすいフレーバーかと思います。
第2位「スマッシュアップル」
第2位は「スマッシュアップル」。
スマッシュが何を指すかはわかりませんが、いわゆる青リンゴ味です。
清涼感が非常に強く、高校生の夏休みのようなさわやかな味がします。
変な後味もなく、ゴクゴク飲めてしまうので、
トレーニング中に飲み物を飲むのが苦手な方にはぜひともおススメしたいところ。
前述のジュースとしての利用にも非常に優れています。
第1位「レモンライムスクイーズ」
第1位は「レモンライムスクイーズ」。
見た目や名前からわかる通り、今回の全10フレーバーのうち最も酸味が強い商品です。
疲れ果てているトレーニング間の水分補給に飲むことでシャキっとしつつ、口の中も非常にサッパリします。
実は全10フレーバーの内、一番最初に購入した商品なのですが、この風味を超える味には出会うことができませんでした。
どの味にしようか迷っている方には、この味を全力でおススメしたいです。
まとめ
・トレーニング中はBCAAかEAAを飲もう
・値段や美味しさを重視するならBCAA、必須アミノ酸すべてを補給したいならEAA
・XTENDのBCAAの中なら「レモンライムスクイーズ」が一番おススメ
おわりに
以上、BCAA・EAAについての話と、おすすめフレーバーランキングでした。
購入する際はぜひ、参考にしてみてください。
ウェイトトレーニングはもちろん、ジョギング・ランニングなどの長時間の運動でもアミノ酸の補給は非常に重要ですので、ぜひ。
他にもおススメプロテインランキング等の記事もありますので、そちらもよろしくお願いします。
それではまた次の記事で!