『アイドルマスター』シリーズ15周年!
2020年7月26日をもって、『アイドルマスター』シリーズが15周年を迎えました。
本当におめでとうございます。
開設された公式Youtubeチャンネルで15周年生配信番組も行われるなど、非常に大きな賑わいを見せた15周年。
『アイドルマスター』シリーズの歩みを語るにはあまりにも不勉強な僕ですが、シリーズと関わってきて自分が感じたものや得たものを書いていくことで、少しでも感謝の気持ちを発信出来たらなと思います。
- 『アイドルマスター』との出会い
- 伝説の7thライブを迎えるまで
- 進化していく『アイドルマスター』シリーズ
- PSP用ソフト『アイドルマスター シャイニーフェスタ』
- 8thライブ「HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」
- 劇場版アニメ『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
- 「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」
- THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!
- PS3用ソフト『アイドルマスター ワンフォーオール』
- 9thライブ「WE ARE M@STERPIECE!!」
- 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE PARTY M@GIC!!」
- テレビアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』
- 「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」
- ソーシャルゲーム全盛期、だんだんと『アイマス』から離れていく
- 『アイドルマスター』シリーズにほとんど触れなくなってしまった理由
- 改めて感謝を伝えたい『アイドルマスター』シリーズに関する2つの出来事
- おわりに
『アイドルマスター』との出会い
ニコマス
ニコニコ動画にアップロードされているアイドルマスター関連の動画を総じて、
"ニコマス"
と呼んでいました。
「ふたりのもじぴったん」
「エージェント夜を往く」(とかちつくちて)
「Princess Bride!」
などの一度聴いたら頭から離れない有名どころの楽曲が、僕と『アイマス』の出会いでした。
今思えば当時どの楽曲が『アイマス』の楽曲で、どの楽曲が『アイマス』ではない楽曲かも知らなかったし、そもそもゲームであることすら認識していなかったと思います。
これらの動画が2007年に投稿されているのでもう13年前になるんですね…。
ゲームの動画は見ていたものの、Xbox 360を持っていなかったのでライブに行くことも、ゲームをすることもない日々を送っていました。
6thライブ「SMILE SUMMER FESTIV@L!」
2011年6月25日に開催された6thライブ「SMILE SUMMER FESTIV@L!」、東京公演が自分が初めて参加したライブでした。
テレビアニメの放送を記念するライブということで、当時はライブに年に1回行くか行かないかだったアニメオタクのぼくも、勇んで参戦したのを覚えています。
これは割とめちゃくちゃ恥ずかしい思い出なんですが、6thの具体的な内容ほとんど覚えていません。
ゲームもプレイしたことがなかったし、曲を予習することもなかったし、ライブ自体にもほとんど行ったことがなかったので会場の雰囲気に飲まれまくっていたと思います。
今改めてセットリストを見ると、とんでもない曲が次々と歌われているし、
人生で最もやり直したいライブです。
それでも、会場の一体感、演者の圧倒的なパフォーマンスに圧倒された漠然とした記憶だけは残っています。
6thライブに行ったおかげで、その後の765プロの活躍を全力で応援できたことを考えると、ライブに行く選択をした自分をほめてあげたいですね。
伝説の7thライブを迎えるまで
テレビアニメ『アイドルマスター』
画像は「アイドルマスターグラビアフォーユー!」セットのもの。
テレビアニメ『アイドルマスター』については、別記事でまとめて書こうと思いますが、何度も見て何度も泣いた最高のアニメでした。
1人1人のアイドルの掘り下げ。
765プロが765プロとして成長していくストーリー。
ぬるぬる動く迫力満点の作画によるライブアニメーション。
アニメのために書き下ろされたとんでもないクオリティの楽曲の数々。
何百本、何千本ものアニメを見てきた自分にとっても本当に特別な一本です。
PS3用ソフト『アイドルマスター2』
自分が最もプレイした『アイドルマスター』シリーズのゲーム。
そもそもほとんど選択肢制のゲームをやったことがなかった自分としては、選んだ選択肢に応じて可愛い反応をしてくれるアイドル達にドキドキが止まりませんでした。
レッスンやゲームシステムも非常に面白く、3DCGで描かれるライブシーンも圧巻でした。
トロフィーコンプリートし終わった時は嬉しい気持ちになった一方、このゲームが終わってしまうという悲しみにも包まれたのを覚えています。
アニメよりもキャラクターをさらに一歩掘り下げたストーリーに、より感情移入してしまったのは言うまでもありません。
7thライブ「765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」
伝説のライブ。
きっと多くのプロデューサーさんが自分と同じようにアニメ『アイドルマスター』、PS3用ソフト『アイドルマスター2』で各アイドルへの感情移入を高めていっていたことでしょう。
そんな中で765プロのアイドル全員が一堂に会し、アニメで歌われた名曲を連続で披露していきました。
初めての"竜宮小町"揃っての「SMOKY THRILL」。
アニメを再現するよう、その後に歌われた「自分REST@RT」。
15曲連続のSPECIALメドレー。
会場にいる全員が大号泣したであろう「約束」。
映画館でイベントの様子を生中継する「ライブビューイング」が初めてシリーズで行われたライブでもあります。
『アイドルマスター』シリーズという枠を超えて、伝説と語り継がれる最高のライブパフォーマンスでした。
年50本以上ライブに行くようになってしまった今でも、
「765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」
の話だけは永遠に語り継いでいきたいです。
進化していく『アイドルマスター』シリーズ
PSP用ソフト『アイドルマスター シャイニーフェスタ』
自分が初めて触れた『アイドルマスター』シリーズの本格音ゲー。
アニメ丸々1話分の新規映像が収録されており、アニメ『アイドルマスター』以降なかなか見られなかった、それぞれのアイドルの続きのお話が見れて非常に嬉しかったのを覚えています。
新規で収録された楽曲も大変魅力的。
響Pだった僕としては、「ビジョナリー」の響が可愛すぎてプレイする度もだえ苦しんでいました。
難易度も非常にちょうどよく、フルコンできそうで、できないギリギリな譜面を夢中になってプレイしました。
携帯ハードの時代が終わり、スマホゲームが普及する狭間に生まれた名作です。
8thライブ「HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」
自分は横浜公演に参加していました。
今なら絶対全通するんですけどね。
「Vault That Borderline!」を歌う沼倉愛美さん。
「ショッキングな彼」を歌う長谷川明子さん。
「First Step」を歌う浅倉杏美さん。
これら3つ全てが見られた特別なライブでした。
次の項で紹介する『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』で使用するガヤ録りも行われ、エンディングテロップに、
「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!!! 2013 パシフィコ横浜のプロデューサーの皆様」
と流れるたびにちょっと誇らしい気持ちになったのを覚えています。
劇場版アニメ『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
皆さんは何回輝きの向こう側へ行きましたか?
自分は恥ずかしながら8回しか輝きの向こう側へ行っていません。
8週連続来場者特典があったので、週1回を8回繰り返した感じですね。
この作品についても別で記事を上げようと思いますが、語りつくせない思い出がたくさんつまった映画です。
立派なアイドルとして成功を収めた765プロのメンバー。
バックダンサーとしてアイドルの卵であるミリオンの子たちを迎えるが、最初はみんな失敗ばかり。
ダンスや心構えを親身に教えながら、春香自身もアイドルとは何か、リーダーとは何かを改めて見つめる。
そんな努力の集大成、「M@STERPIECE」では溢れる涙を抑えることなどできません。
『アイドルマスター』から『アイドルマスター ミリオンライブ!』へのバトン的な役割としても重大な意味を持つ素晴らしい作品です。
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」
自分が初めて参加した『アイドルマスター シンデレラガールズ』および『アイドルマスター ミリオンライブ!』との合同ライブです。
当時はどちらのコンテンツもそんなに楽曲がそんなに多くなく、全ての楽曲の予習が出来ていたので本当に、
これがアイマスの世界だ!
というコンテンツの広さと深さを味わえたライブでした。
『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の挿入歌、「ラムネ色 青春」。
"真実の赤"で会場が真っ赤に染まる「Rebellion」。
「Alice or Guilty」を沼倉愛美さん、たかはし智秋さん、福原綾香さん、愛美さん(2日目は三宅麻理恵さん)が歌うという意味不明な最高のカバー。
2日目に現れたスペシャルゲスト、戸松遥さんによる「"HELLO!!"」。
「君が選ぶ道」→「約束」→初日のみ「Thank You!」→「M@STERPIECE」という涙腺崩壊選曲の流れ。
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」は初めてのドーム公演ということもあり、伝説としてよく語られますが、
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」もとんでもないイベントだったと思います。
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!
モバマスライブお疲れさまでした コメントでもらい泣きしまくってしまった
— りつ@ブログ毎日更新中 (@ulotti) April 6, 2014
今では想像もつきませんが、当時は『アイドルマスター シンデレラガールズ』のことを『モバマス』って呼ぶのが結構主流でしたよね。
現在は「モバゲーで遊べるシンデレラガールズのゲーム」を『モバマス』と呼び、『アイドルマスター シンデレラガールズ』全体のことを呼ぶときは『デレマス』と呼びます。
『デレステ』と呼ぶと厳しいプロデューサーさんに怒られるので注意です。
当時は『モバマス』をやっておらず、CDで楽曲やドラマパートを聴くだけだったのでそこまでキャラクターに感情移入出来ていませんでした。
それでも、初々しい『アイドルマスター シンデレラガールズ』のキャスト陣が精一杯努力してなんとか成功させたステージ。
泣きながら想いを語るキャストにものすごくもらい泣きしたのを覚えています。
テレビアニメ化決定の発表に、連番のオタクと泣きながら抱き合ったのも良い思い出です。
PS3用ソフト『アイドルマスター ワンフォーオール』
今まで「アイマス大好き!」「アイマス最高!」と言ってきたプロデューサーさんたちからも、賛否両論の意見が溢れた本作。
プロデューサーさん達は結構悪いものには率直に悪いというので、次回作でそのポイントが改善されるという意見の反映の速さが『アイドルマスター』シリーズの魅力の一つです。
その一方で、感想を見てからゲームを買う層はネガティブな意見を目の当たりにし、購買意欲を刈り取られてしまうのが残念なところ。
『アイドルマスター ワンフォーオール』はいわゆる、「無料で遊べちまうんだ!」方式で批判を浴びました。
もっとわかりやすく言うと、課金しないと十分にゲームを楽しめないのに、いちいちダウンロードコンテンツが高いということが原因で批判を浴びました。
個人的にはみんな仲良しな雰囲気が非常に癒されましたし、ライバルとして茅原実里さん演じる玲音が出てきたときは度肝を抜かれました。
765プロのライバル足りえる存在で、「アクセルレーション」とかいうとんでも楽曲を歌いこなせるのは茅原実里さんしかいないと思える素晴らしいキャスティングです。
9thライブ「WE ARE M@STERPIECE!!」
ぬーがしあわせのレシピ後、おたまをドラムスのヒロ君に渡すとき「スティックをおたまに持ちかえて」って言った瞬間全てのアイカツおじさんPが報われた #imas_9th
— りつ@ブログ毎日更新中 (@ulotti) October 5, 2014
6年前からこんなめんどくさいオタクだったんだなあと思わず笑ってしまうツイート。
このあたりが一番名刺交換を盛んに行っていた時期で、色々なプロデューサーさん達とTwitterを交換しました。
これまでのライブは新曲に次ぐ新曲がラッシュで来ていたのでその予習で精一杯でしたが、9thは落ち着いて1曲1曲を噛みしめながら聴けたような気がします。
東京公演の凄いところはソロ3曲のうち、全員が2曲以上セットリストを変更してきたことですね。
一人当たりソロ曲が5曲聴けたということで、それぞれのM@STERPIECEが集まって、765プロみんなのM@STERPIECEになる、素晴らしい構成でした。
『アイドルマスター ワンフォーオール』を楽しんだプロデューサーさんにとってとんでもないサプライズだったのが、ゲスト茅原実里さんによる「アクセルレーション」。
ゲストとして来るんじゃないかと言われてはいたものの、さすがに大物すぎるし来ないでしょ…という思いの中、颯爽と現れて見事なライブパフォーマンスを魅せてくれる姿はまさに玲音そのものでした。
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE PARTY M@GIC!!」
人生で一番良い席来て号泣してる
— りつ@ブログ毎日更新中 (@ulotti) November 30, 2014
アリーナ最前から2列目、センターステージへの通路脇みたいなとんでもない席だったこちらのイベント。
席が良いだけで奇跡や運命を感じてしまうし、ライブにもより一層熱が入りますよね。
765プロと比べても楽曲やキャラクターの個性が強く、1曲1曲に入るコールも難易度が高かったので、チケットで座席がわかってからは死に物狂いで予習しました。
まさにシンデレラをモチーフにしたゴージャスなステージを、ほぼ最前で見てそのライブの世界観に没入しました。
ライブ初出演のキャストも多い中、それを感じさせない圧巻のステージは強く記憶に刻まれています。
その一方でこの記事のタイトルに含まれる「別れ」というマイナスなニュアンスを感じる出来事もありました。
当時、立花理香さんの「花簪 HANAKANZASHI」がめちゃくちゃ好きで、ライブでの披露を楽しみに何度も何度もリピートしていました。
そしてライブ当日、
"いま こんちきちん\フッフー/ こんちきちん\フッフー/ 祭囃子がおこしやす\フワフワフワフワ/"
和楽器の音色と立花理香さんの声を楽しむこの楽曲で、フッフーフワフワを入れる理由が1mmも理解できませんでした。
この時感じた相容れない思いが、今思えば事の発端だったのかもしれません。
テレビアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』
この作品についても別の記事で上げようと思いますが、『モバマス』を触ってこなかった自分にとって、非常に大切な作品でした。
楽曲とドラマCDぐらいでしか知らなかった『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアイドル達を一気に深掘りしてくれたのです。
一人一人のアイドルたちがどんな思いで、トップアイドルへの道を進んでいるのか。
親友、ライバル、パートナー、それぞれのアイドル同士の関係性。
アニメのために書き下ろされた素晴らしい楽曲たち。
無口で無表情な武内Pの成長。
個性豊かすぎる『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアイドル達を26話という長くはない尺で綺麗にまとめた素晴らしい作品です。
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」
通称10thライブともいわれる伝説のライブ。
プロデューサーさんっ!ドームですよっ!ドームっっ!
アイマスライブ初のインカムを使い、水鉄砲を連射しながら披露された「Pon De Beach」。
約4万人の観客によってドームを"真実の赤"に染めた「Rebellion」。
氷雪系最強の3人、藤井ゆきよさん、洲崎綾さん、夏川椎菜さんによる「フローズン・ワード」。
青木瑠璃子さん、愛美さんのダブルエアギターで送る「Twilight Sky」。
泣かずにはいられない765プロ最古参メンバーで歌う「my song」。
この時のパフォーマンスを超えることは一生ないであろう「M@STERPIECE」。
語るところが無限にある、とんでもないイベント。
あまりにも最高のイベント過ぎて、自分の中の『アイドルマスター』はここで終わってしまったのかもしれません。
ソーシャルゲーム全盛期、だんだんと『アイマス』から離れていく
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』サービス開始
スマートフォンでこんなゲームができちゃうの!?
サービス開始時の驚きはとんでもないものでした。
実際自分もかなり長い期間、『デレステ』はプレイしており、そこそこな額を課金したと思います。
各キャラクターが掘り下げられるコミュや、自分のプレイスキルにぴったりな譜面の難易度。
ご飯を食べるのも、寝るのも忘れて『デレステ』に打ち込んでいたのを覚えています。
しかし、ある時気付いてしまいました。
スマホの発熱や無反応を抑えるためにライブの演出を切る。
スタミナの消費漏れがないよう、ことあるごとに、どんな場所でも『デレステ』を始める。
時間が無いのでアニメを見ながら無音で『デレステ』をプレイする。
僕にとって『デレステ』は楽しいゲームではなく、自分の時間を縛るただの作業になっていたのです。
いや、そんな突き詰めてやらなくていいじゃん。
と思う方もいるかもしれませんが、突き詰めないならわざわざゲームをやる理由はないかなというのが正直な気持ちです。
元々ソシャゲが苦手な自分でしたが、『デレステ』以降ほぼ全てのソシャゲをプレイしなくなりました。
THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE 〜ST@RTING!〜
sideM、最後の一人ずつ感想言うところ、Jupiterの今までお待たせしてってとこでめちゃくちゃ泣いてしまったし他のメンバーも本当にsideMを大切に思ってるの感じてしまって本当に最高だった
— りつ@ブログ毎日更新中 (@ulotti) December 6, 2015
『アイマス』から離れていく、といいつつSideMの1stライブにはしっかりと参戦していました。
若い女の子が中心だった作品から、前職がある訳あり男性が中心の作品への移行は非常に新鮮。
前職のイメージがしっかりと思い浮かぶような個性豊かなアイドルと、そのアイドルに合わせた個性的な楽曲は『アイマス』の新しい風を感じました。
特にS.E.Mの「Study Equal Magic!」はダンスも曲も歌詞もぶっ飛んでいて、もはやトラウマのように深く記憶に刻まれています。
アニメ業界ではどうしても実績のある男性声優がキャスティングされることが多い中、新人声優を発掘してくれる「SideM」というコンテンツ自体も大きな魅力です。
そしてやっぱり765プロからのファンにはたまらないJupiter。
あの3人が歌って踊るところが見られる日が来るなんて夢にも思いませんでした。
テレビアニメ「アイドルマスター SideM」
© BNEI/PROJECT SideM
この作品についても別の記事で上げようと思いますが、たくさんいるアイドルをバランスよく掘り下げつつ、315プロ全体の成功を描く綺麗にまとまった1クール作品でした。
DRAMATIC STARS、Beit、S.E.M、High×Joker、W、Jupiter、どのユニットのアイドルもまんべんなく活躍しており、誰の担当であっても楽しめたのではないでしょうか。
既存曲も新曲も使われ方が素晴らしく、ランティスの豪華楽曲担当の腕が存分に発揮されていました。
男性アイドル作品が群雄割拠するこの時代、「アイドルマスター SideM」らしさをしっかりと見せつけた素晴らしい作品です。
『アイドルマスター』シリーズにほとんど触れなくなってしまった理由
ここからは老害の戯言コーナー。
『アイドルマスター』に何も悪いところはなく、ただただ時代の流れについていけなくなった僕が悪いんです。
「こうして欲しい」という希望では一切なく、ただただ「こういう理由で離れてしまったよ」という経緯を語るだけです。
ソーシャルゲーム前提のコンテンツ
『デレステ』以降、ソーシャルゲームをやらないようにしている自分にとっては、ソーシャルゲームを前提にしているどのコンテンツも非常に遠い存在になってしまいました。
逆に言えば、今の若い世代はソーシャルゲームから気楽に入っていくことが出来るので、時代に即した素晴らしい戦略だと思います。
おじいさんはただひたすらそれぞれのコンテンツがアニメ化するのを待つのみです。
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」の満足感
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015」を超えるライブが『アイドルマスター』シリーズで開催される気が正直全然しません。
新しいPS4用のソフトだったり、765プロが出演するイベントの情報も目にしますが、個人的には墓を掘り起こされているような気分です。
もうこれは完全に老害の意見で、どんどん『アイドルマスター』シリーズが新しいものに挑戦していく姿は素晴らしいものだと思います。
ぜひ制作側とプロデューサーさん側で、より良いものを作っていってください。
ライブ観の相違
「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 2ndLIVE PARTY M@GIC!!」の項でも書きましたが、どんな楽曲にもPPPHやフッフーフワフワを入れる『アイドルマスター』シリーズのライブ観が苦手になってしまいました。
この文化を否定する気は一切なく、むしろライブ初心者には一体感を感じやすい、暖かい現場の雰囲気だなと思います。
それでも自分はライブ中に跳びたいし、合わない曲にはPPPHやフッフーフワフワは入れたくないのです。
お別れとは書きましたが、プロデューサーを名乗るほどには真剣に追わなくなりましたよ、という意味で捉えてもらえればと思います。
興味のあるコンテンツやイベントがあったら飛びつきますし、『アイドルマスター ミリオンライブ!』のアニメ化も非常に楽しみです。
改めて感謝を伝えたい『アイドルマスター』シリーズに関する2つの出来事
名刺交換文化
ありがたいことに現在1,500人程いるTwitterのフォロワーさんですが、おそらく半分以上はライブ会場で名刺を交換したプロデューサーさんです。
『アイドルマスター』シリーズがなかったら、名刺交換文化がなかったら、絶対に出会わなかった人たちです。
今では多くのライブに行き、友達の友達みたいな関係性から仲良くさせてもらっている人も増えてきていますが、ライブ会場で仲間を作るという面で言えば名刺交換文化程優れた文化はありません。
1人1人と真剣に交換しないで配布しているようだと付き合いは浅いものになってしまいますが、それでも交流のきっかけには最適です。
外部から否定的な意見も出ることが多い文化ですが、『アイドルマスター』シリーズの誇らしい文化の1つだと思います。
沼倉愛美さんと出会えたこと
我那覇響というアイドルを通じて、沼倉愛美さんという大好きな声優さんと出会うことが出来ました。
『アイカツ!』の藤堂ユリカ。
『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』のタカオ。
『恋愛ラボ』の倉橋莉子。
『ハナヤマタ』の常盤真智。
『SHOW BY ROCK!!』のレトリー。
『だがしかし』の遠藤サヤ。
『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の男鹿アキタ。
『ガンダムビルドダイバーズ』のアヤメ。
『うちのメイドがウザすぎる!』の鴨居つばめ。
『RELEASE THE SPYCE』の半蔵門雪。
『Dr.STONE』のコハク。
『ノー・ガンズ・ライフ』のメアリー・シュタインベルグ。
他にも書ききれないような多くの作品でキャラクターを演じる沼倉愛美さん。
本人の努力ももちろんですが、初のメインキャストを務めた『アイドルマスター』は非常に大きな作品だったと思います。
もしも沼倉愛美さんが我那覇響を演じていなかったら、沼倉愛美さんを好きになっていなかったかもしれません。
「Trident」としても、沼倉愛美名義のソロ活動としても、最後まで見届けられたのはきっと我那覇響というアイドルがいたからこそだと思います。
本当にありがとうございます。
おわりに
まだまだ書ききれない思いはたくさんありますが、ついに10000文字を超えてしまいました。
これ以上書いても読みづらくなってしまうかなと思うので、この辺で終わりたいと思います。
この記事に対する否定的な意見や肯定的な意見、あなたの感じている『アイドルマスター』への思い出。
何でも構いませんのでぜひコメントやTwitterのリプライなどで教えてください。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。
今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また次の記事で!