巷で噂の「Go To Travel キャンペーン」。
Twitterでは賛成派・反対派に分かれて日夜それぞれの主張が行われており、
観光業界支援と感染拡大のリスク
どちらを重要視するかというちょっとだけ難しい問題をはらんでいます。
タイトルからわかる通り、キャンペーンには非常に肯定的な自分が、「Go To Travel キャンペーン」を利用して行きたいアニメの聖地巡礼地域について語っていきたいと思います。
「Go To Travel キャンペーン」とは
出典:観光庁「Go Toトラベル事業概要」
国内観光需要の喚起を目的として、1泊あたり2万円まで、最大半額相当の補助が適用されるキャンペーンのことです。
上の図を見てもらえばわかる通り、旅行代金全体の内の半分が支援額。
支援額のうち7割が旅行代金割引、3割が地域共通クーポンとなっており、旅行に行ってもらうだけでなく、旅行先の地域にもお金を落としやすい良く考えられた仕組みになっています。
対象期間は2021年7月22日から2021年の間、予算の約1.1兆円が無くなるまで続くと言われておりますが、まだまだ議論がされているところであり、今後の動向にも注目する必要があります。
とりあえず、
半額で旅行に行けるらしい。ラッキー。
ぐらいの認識で良いかと思います。
個人で行く聖地巡礼は宿泊のみが割引対象
オタクと聖地巡礼をすると、
こんなニッチなスポットに行くの自分たちオタクだけだよなあ。
と言う場所を訪れること、めちゃくちゃ多いですよね。
旅行代理店で企画されているツアーは、より多くの人が楽しめるような素晴らしいプランを組んでいて、非常に効率よく有名どころを回ることが出来ます。
その名所にまつわる知識を教えてくれたり、その地域で有名なご飯屋さんも予約してくれていたり、至れり尽くせりです。
でも、オタクが求めている聖地巡礼って、アニメの1カットで使われためちゃくちゃマイナーなところを訪れたいとか、明らかに大衆向けの場所ではないところにあるんですよね。
『響け!ユーフォニアム』の第9話に出てきた「中路ベーカリー」に訪れるも閉店しているの図
単純に一般的な人間とオタクでは、流れる時間も大きく異なっています。
一般人が時間をかけて楽しみたいところはすぐに飽きて時間を持て余したり、
一般人からしたら何でもないところがオタクにとっては非常に重要な場所だったり。
僕自身もツアーで旅行に行ったら、めちゃくちゃ早く観光を終えてバスの中でアニメを見ているか、時間を忘れて楽しんで他の一般人に迷惑をかけるかどちらかになる未来が見えています。
そんな理由で、よっぽどのことがない限りツアーで旅行に行くことはないかなあと言うのが個人的な意見で、結構多くのオタクが同じ気持ちでいるかと思います。
では、ツアーではなく、個人旅行を前提に考えるとするとどのような旅行商品が割引対象となるのか。
出典:観光庁「Go Toトラベル事業概要」
個人で交通を手配した場合は、交通部分は割引対象外となっており、宿泊のみに割引が適用されます。
ちょっと残念かなと思いますが、東京以外の場所から夜行バスとかで出発し交通費を抑えて良いお宿に泊まれば全然問題ない気がします。
車を持っている友達がいれば、高速道路代だけかかりますがアニソン流しながらワイワイドライブして目的地に向かうのもめちゃくちゃ楽しいと思います。
もしくは社交性をフルに発揮して、自由度の高いツアーに参加するのもありかもしれません。
感染拡大リスクについて
新型コロナウイルス感染者が多い都内近郊に住むものとして、
キャンペーンだから何も考えずに旅行行くぜー
というのは聖地にも迷惑がかかる恐れがあります。
「Go To Travel キャンペーン」に反対する人の多くはこのリスクについて真剣に考えています。
しかしながら、ちゃんと観光庁でもその対策として「新しい旅のエチケット」を提示しています。
出典:観光庁「Go Toトラベル事業概要」
このエチケットをしっかり守れば、観光地をしっかりと盛り上げつつ、新型コロナウイルスの感染拡大リスクも抑えられるでしょう。
都内に電車通勤するよりもはるかに感染リスク低いですよね。
特にオタクが行くニッチな聖地巡礼場所はそこまで人混みになっていることもないでしょうし、より感染拡大リスクは低くなると考えられます。
とはいえ、旅行先に迷惑をかけるのは御法度。
一人一人がエチケットを心がけて、経済をしっかり回していくのがコロナと共に生きていく今の時代に沿った行動かと思います。
聖地巡礼で行きたい場所
ここでやっと記事タイトルの内容に。
でも、この記事の目的は一人でも多くの人にエチケットを守りながら聖地巡礼に行こうと思ってもらうことなのでここまで読んでもらえれば十分です。
ここから先は、自分が行きたいなあと思っている場所を3つ紹介していきます。
選考基準
普段ライブなどが行われない、こんな機会が無ければいけない場所
昨年、自分はライブでの遠征デビューを果たしました。
具体的に行ったところはこんなところ。
遠征ガチ勢から怒られてしまいそうなラインナップですが、どこも非常に楽しく、良い思い出がいっぱい残っています。
しかしながら、こういった場所は基本的にライブが行われていることが多く、ライブさえあればいつでも行ってしまうと思います。
せっかくなので、普段ライブとかも行われないような場所に行きたいなあと言うお気持ちです。
長野県佐久市で行われた最高のイベント「アニエラフェスタ」の図
人混みが少ない場所
1個目の条件とほぼ被ってしまっているような気がしますが、人混みが少ない・感染リスクが低い場所に行くのが無難な選択肢かなと思います。
オタクの良いところは、"有名なところ"でなくても十分に楽しめるところだと思っているので、ちょっとマイナーな場所に行きたいですね。
行きたい地域1つ目「福井県鯖江市」
世界を震撼させたあの2013年秋アニメ、『メガネブ!』の聖地・福井県鯖江市。
出典:メガネスタイルマガジン
メガネフレームの国内シェア96%、世界シェア20%
というとんでもない地域です。
「鯖江駅駅前」を筆頭に「サンドーム福井」や「めがねミュージアム」。
「西山公園」やカフェ「Free」など行くところは盛りだくさん。
食べ物に関しても「オムカツライス」や「サバエドッグ」、「サラダ焼き」などなど、関東にいたら出会うことのないであろう独特なラインナップとなっています。
他にも『ちはやふる』、『グラスリップ』など意外と多くのアニメの聖地になっている福井県鯖江市。
この機会にぜひ訪れてみたい地域です。
行きたい地域2つ目「鹿児島県種子島」
種子島が舞台のアニメと言えば、『キャプテン・アース』と『ROBOTICS;NOTES』。
昔からずっと行きたいなあと思ってはいたものの、あまりにも遠いイメージが強く、ライブも行われないので永遠に行く機会がありませんでした。
ぜひともこの夏に「Go To Travel キャンペーン」を利用して行ってみたい。
特に行きたい場所が千座の岩屋。
ここめっちゃ良くないですか?
行ったら本当に永遠の思い出になりそうな美しさ。
他にも「天女ヶ倉神社」や、「雄龍・雌龍の岩」、「旧種子島空港」などもはや異世界なのではないかと思うほどきれいな風景が種子島には広がっています。
ちょうど筋トレしてて海にも行きたいなあと思っていたのでこの夏に機会を見つけて訪れたいですね…
『中二病でも恋がしたい!』、『もののけ姫』、『秒速5センチメートル』などの聖地もあり、いかに種子島が幻想的な場所なのかがうかがえます。
行きたい地域3つ目「直島・男木島・女木島」
え、どこ?
と思った方も多いかもしれませんが、自分が絶賛プレイ中のゲーム、
VISUAL ARTS制作の『Summer Pockets』の聖地です。
ここの聖地に関しては素晴らしいまとめ記事があったのでリンクを貼っておきます。
しろはルート、メインヒロインだけあってめちゃくちゃ王道なストーリーでボロボロ泣いてしまったなあ
— りつ@ブログ毎日更新中 (@ulotti) July 7, 2020
小原好美さんのナチュラルな演技が大好きすぎる
『Summer Pockets REFLECTION BLUE』 https://t.co/gQ11z74EHm #サマポケ pic.twitter.com/y1yY8zwd85
貼らせていただいたブログのリンクを見てもらえればわかるのですが、もうゲームの世界そのものが「直島・男木島・女木島」にはあります。
港、駄菓子屋、鳴瀬神社、ため池、食堂、海岸まで本当にそのまま。
毎夜、毎夜泣きながら『Summer Pockets』をプレイしている自分にとってこんなに刺さる聖地はありません。
あんまり知り合いに『Summer Pockets』をプレイしている人がいないので、誘ったらきてくれる友達がいなさそうなのがちょっと懸念。
いやでもここは一人でも行きたいですね…。
おわりに
具体的な旅行のプランは決まってはいないものの、なんとなく旅行に行きたいなあと思っていたのでものすごくいい機会になりました。
ぜひ皆さんも、旅行のエチケットを守りつつ、「Go To Travel キャンペーン」を利用してお得に聖地巡礼をしてみてください!
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。
今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また次の記事で!