A応P。
アニメ“勝手に”応援プロジェクト。
2012年9月に活動を開始し、昨日、2021年3月31日に活動を終了することが発表されました。
ワンマンライブには行ったことがないのですが、多くのフェスでお姿を拝見したり、レギュラー番組『あにむす!』を見たりしていて、かなり思い入れのあるユニットだっただけに、活動終了のお知らせはかなり心に来るものがありました。
ということで今回は、数多あるA応Pさんの楽曲の中から、
自分の思い出に残っている名曲3曲を選んで紹介したいと思います。
未来へつなげ
『ダイヤのA』第1期第3クールエンディングテーマ。
作詞:矢吹香那 作・編曲:前口渉
正確にはA応Pではなく、D応P(ダイヤのA勝手に応援プロジェクト)名義なのですが、自分とA応Pの出会いの楽曲であり、非常に大切な1曲なので自ずと3選に入ってきました。
『ダイヤのA』は、本編の面白さもさることながら、主題歌が全て名曲揃い。
オープニングテーマは「Go EXCEED!!」、「Perfect HERO」と今のOxTさんないし、オーイシマサヨシさんの始まりの楽曲と言えます。
エンディングテーマは、日笠陽子さんの「Seek Diamonds」、三森すずこさんの「グローリー!」と今もなお語り継がれる、伝説の名曲です。
特に「グローリー!」は、野球部のマネージャーの頑張る姿を描くエンディング映像が新鮮で、野球をしている人だけではなくその周りの人の大切さや暖かさを感じる、個人的に超お気に入りの1曲。
そんな素晴らしい曲の後では、どんな曲もかすんでしまうだろうと思っていましたが本楽曲「未来へつなげ」は、「グローリー!」と甲乙つけがたい素晴らしい名曲でした。
コンセプトは「グローリー!」と同じく頑張るマネージャーの姿。
A応Pのメンバーに加え、若菜役の加地綾乃さん、吉川春乃役の遠藤ゆりかさん、藤原貴子役の山口立花子さん、梅本幸子役の花守ゆみりさん、夏川唯役の高橋花林さんとのコラボで歌われた楽曲になっており、より一層マネージャー目線を大切にしています。
未来へつなげ One Story(One Story)
そのfightが 明日をつくる!(Let's do our best!)
最高の仲間と共にきっと
描き出す夢はまだ終わらない 終わらせはしない!
出典:「未来へつなげ」/ D応P
青道高校の背中を強く押す、真っすぐな気持ちのこもった歌詞ですが、内容は作品だけでなく、A応P自身の今後の活動の指針を描いているかのよう。
デビューしたてだったA応Pさんが、これからも全力で突っ走っていくんだという決意がひしひしと感じられて、応援したいと素直に思える素晴らしい楽曲でした。
Cotona MODE
『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』第1クールエンディングテーマ。
作詞:Satomi 作曲:南利一 編曲:佐々木裕
みんな大好き『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』。
実はこのブログでも単発記事をいきなり脈絡なく書くほど大好きな作品。
今読むと、誰向けで書いているのかわからないし、記事タイトルのセンスの無さに絶望しますが、作品への愛は本物です。
ご存じない方に作品の方向性を端的に説明すると、
"クラスの男子がエッチないたずらをしてきたり、自分はまだなのに周りの子がブラジャーを着け始めたり、思春期に差し掛かる少女のピュアな悩みが描かれる。"
という内容です。
そんな彼女たちを絶妙に表現したワードが本楽曲「Cotona MODE」。
オトナでもコドモでもない
恋にかなり恋してるみたい
考えるだけで泣けちゃうくらい
12歳、Cotona MODE
出典:「Cotona MODE」/ A応P
大人と子供の狭間である12歳という絶妙な年齢を"Cotona"という造語で表現しています。
大人になりたくてちょっぴり背伸びしちゃう気持ちや、等身大の女の子としての気持ちのエッセンスが曲の中にふんだんに盛り込まれており、非常に甘酸っぱい。
数あるタイアップ楽曲の中でも、個人的にはこの曲が最も作品に寄り添っているのではないかと考えているのと共に、A応Pのメンバーもこういう"Cotona"時代を過ごしてきたんだろうなという想いが歌に詰まっている、素晴らしい楽曲です。
希望TRAVELER
オープニング映像『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』
『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』オープニングテーマ。
作詞:えびずん 作・編曲:佐伯高志
知る人ぞ知る名作、『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』。
主人公のマリとワカが様々な時代にタイムトラベルし、世界の科学の歴史を変えた8人の科学者との出会いを通じて、色々なことを学び成長していく、教育アニメとしても、作品としても面白い一本です。
特にオープニング映像の絶妙な雰囲気は高く評価され、
0:19~付近、Aメロの水城旬がフェンスを颯爽と飛び越えるカットや、
1:08~付近、サビに音ハメする形でアップになるエジソンは、もはや伝説。
数十年後 未来
覗いてみようよ 輝きを信じて
くじけなかった昨日が ほらキラリ
つながってるって いつかの自分に
光さす方へ そんな日々を夢見てる
出典:「希望TRAVELER」/ A応P
歴史を変えた偉人たちも、輝かしい成功だけではなく、様々な苦悩の中で頑張り続けてきた。
そんな偉人たちのように、自分自身もくじけずに、夢を目指して頑張ろうというメッセージが歌詞にもふんだんに盛り込まれています。
こういう熱いメッセージを届けてくれたA応Pだからこそ、今回の活動終了は非常に悲しく感じますし、素晴らしい名曲たちは永遠に語り継いでいかなければなりません。
おわりに
長いことオタクをやっていると、アーティストの活動終了という場面に遭遇することは多くなってきますが、それでも8年続いたA応Pさんが…という現実は大きなショック。
こういったご時世だけに、直接会いに行って感謝を伝えることも難しく、残念な気持ちでいっぱいです。
このブログを読んで、少しでも多くの人がA応Pさんと共に歩んできたアニメの日々を愛しく思ってくれれば嬉しいかなと思います。
A応Pのこの曲が好き!
A応P、今までお疲れ様!
など意見や感想があればコメントしていただけると嬉しいです。
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