ただアニメをほめるだけ

心から見て欲しいと思えるアニメ、アーティスト、声優等を紹介します。時々筋トレも。

2017年アニソン10選

 毎年オタク恒例となっている年末のアニソン10選。せっかくブログがあるので記事として書こうかなと思います。曲を聴くのは大好きですが、音楽について全然勉強したことがないので好きなものは好き!みたいな感想でしかないのでご注意ください。

 

 

 

前提条件として

2017年に発売した楽曲

アニメ、アニメ映画の関連曲

1アーティスト1曲、1作品1曲

OP,ED,挿入歌等タイアップ

に限定しようと思います。他のオタクと比べてより狭義のアニソンかなと思いますが、アニメありきのアニソンだと思っているのでご容赦ください。

 

gift~カーテンコール~/スタミュ オールキャスト

Gift ~カーテンコール~

Gift ~カーテンコール~

  • 星谷悠太×那雪 透×月皇海斗×天花寺 翔×空閑 愁×辰己琉唯×申渡栄吾×戌峰誠士郎×虎石和泉×卯川 晶×揚羽 陸×蜂矢 聡×北原廉×南條 聖×鳳 樹×柊 翼×暁 鏡司×楪・C・リオン×漣 朔也×月皇遥斗×魚住朝喜×早乙女 律×双葉大我
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「スタミュ」第2期12話挿入歌。

 作詞:くまのきよみ 作曲・編曲:井内舞子

 今年の10曲を選ぶなら絶対に入れたいと思っていた1曲。EDテーマとしてチーム鳳が歌っていたということで、もともと大好きであり思い入れもひとしおな楽曲でしたが、最終話の挿入歌で流れて本当に涙が止まりませんでした。

 チーム鳳Ver.よりもアレンジが壮大になっているのに加え、圧倒的キャストによる歌い分け、歌詞の割り振り、流れる映像等「スタミュ」の良さがこれでもかと詰まった楽曲になっています。特に映像が、歌詞とのマッチング度合い、ミュージカル仕立ての演出、MV仕立ての演出もう何もかも最高です。

 「スタミュ」は本当にキャラクター一人一人の掘り下げが非常に深く、先輩後輩関係、同級生同士の関係がしっかりと描かれているのですが、そこを踏まえたうえで見る挿入歌シーンの映像は本当に何回見ても泣いてしまいます。ぜひまだ「スタミュ」を見たことない方は見ていただきたいです。

 

ころころここたま!2017/ERIKA&ここたま9

youtu.be

 映画「映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界」OPテーマ。

 作詞:畑亜貴  作曲:山口朗彦 編曲:中西亮輔

 劇場版限定CD(現在は東宝ステラ通販で販売中)なのでiTunesになかったためYoutubeのほうで。もともとERIKAさんの歌うOPでしたが、劇場版ではみんなで大合唱と上のgiftと似通った形式なこの1曲。劇場版を見た方はわかると思いますが、流れるシーンがとんでもない。というか劇場版全体がとんでもない。今更ネタバレもなにもないと思いますが、後半の展開のみんなで力を合わせて!っていうところと前半のこの合唱が非常にベストマッチしています。アレンジが壮大になってるのもめちゃくちゃ良い。同じくEDテーマのたいせつなものも名曲でどちらにしようか迷いましたが、やっぱり普段から聞いてる楽曲のアレンジが大好きなのでこちらにしました。

 

Soul Believer ~ワイルド・アジュール・バージョン~/立神あおい(村中知)

Soul Believer ~ワイルド・アジュール・バージョン~

Soul Believer ~ワイルド・アジュール・バージョン~

  • 立神あおい(CV:村中知)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  テレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」第3,14,27話挿入歌。

 作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:睦月周平

 え、プリキュアでここまでやっていいの?っていう位のバリバリなバンドロックサウンド。高梨さんの頃もそういう路線の曲はありましたが、ワイルド・アジュールというバンドのボーカルを担当している立神あおいならではの説得力のあるかっこいい楽曲です。立神あおいが憧れる、ガナッシュの岬あやねさんのとの関係の変化、令嬢である自身の境遇等各所で描かれるあおいちゃんの決意の瞬間に欠かせない、心の叫びをそのまま歌にしたような名曲of名曲。

 アニメの段階でとんでもなく大好きな楽曲でしたが、10/7の「キラキラ プリキュアアラモード LIVE2017 スウィート デコレーション」で本人、10/22「Anisong Ichiban!! presented by HoriPro featuring JAPAN POP CULTURE CARNIVAL 2017 IN MATSUDO」でMachicoさんが歌うパフォーマンスを聴いてしまってもう逃れられなくなってしまいました。

 

A Page of My Story/アンジェ (今村彩夏), プリンセス (関根明良), ドロシー (大地葉), ベアトリス (影山灯), ちせ (古木のぞみ)

A Page of My Story

A Page of My Story

  • アンジェ (CV. 今村彩夏), プリンセス (CV. 関根明良), ドロシー (CV. 大地 葉), ベアトリス (CV. 影山 灯) & ちせ (CV. 古木のぞみ)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
A Page of My Story ~four-handed ver.

A Page of My Story ~four-handed ver.

  • 梶浦由記
  • アニメ
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「プリンセス・プリンシパル」EDテーマ。並びに、第8話挿入歌。

 作詞:Konnie Aoki 作曲:高橋諒(編曲:梶浦由記)

 英詞なので先に和訳してくださったブログの記事を貼らせていただきます。

omottsura.blog.fc2.com

 歌詞とんでもなくないですか?1話の段階ではこの歌詞が意味する本当の理由は全然わからないのですが、話数が進み、アンジェとプリンセスの関係がどんどん明らかになっていくと、どんどん歌詞が染み渡ってくるとんでもない珠玉の1曲となっています。

 特にこの曲を10選に選んだ最大の理由が第8話の連弾のシーンです。

 

f:id:ulotti:20171223102439p:plain

© Princess Principal Project

f:id:ulotti:20171223102450p:plain

© Princess Principal Project

 一応サウンドトラックでの名義は梶浦さんになっているので編曲は梶浦さんなのかと推測されますが、2人が仲良く楽し気に弾いている姿が目に浮かぶ素晴らしいアレンジになっています。タイトルのfour-handed ver.という表記がさらに良い!

 

MUSIC of DREAM!!!/せな,りえ,みき,かな from AIKATSU☆STARS!

MUSIC of DREAM!!!(TV Size)

MUSIC of DREAM!!!(TV Size)

  • せな・りえ・みき・かな from AIKATSU☆STARS!
  • アニメ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

  テレビアニメ「アイカツスターズ!」OPテーマ。

 作詞:唐沢美帆 作曲:南田健吾.蔦谷好位置 編曲:成瀬裕介(onetrap)

 どこを切り取っても強い歌詞しかない恐ろしい楽曲。「アイカツスターズ!」の主題歌はどれもこれも大好きなのですが、MUSIC of DREAM!!!はこれまでのOPよりも成長した虹野ゆめとして、過去の自分を振り返る楽曲であり、かつ未来の自分を思う楽曲でもあります。憧れに向かって進んできた虹野ゆめが今度は憧れられる側になったことをより深く実感できる曲なのではないでしょうか。

 第85話では歌詞の「輝きを渡そう」を題材にしており、虹野ゆめが思うアイドル像というものもしっかり描かれました。ありがとう唐沢美帆さん。

 

ガッチェン!/島爺

ガッチェン!

ガッチェン!

  • 島爺
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」OPテーマ。

 作詞:ナナホシ管弦楽団 作曲・編曲:岩見陸

 主人公らしさという大きなテーマがあった「アプモン」に、こんなにド直球な歌詞をぶつけてきてくれたのが本当に良いなあと聞くたびに思う楽曲。気弱で臆病な性格の新海ハルが、段々と自分を出せるようになり本当の"主人公"になっていく過程や、ガッチモンとの強い絆がそのまま歌詞に表されています。超ノレる等、アニメ内で使われたワードが歌詞に入っているのもこのアニメのことしっかり考えて作ってくれたのだなと実感できます。

 挿入歌のBE MY LIGHTも名曲なのですが、キッズアニメらしいキャッチーさとかっこよさがこっちのほうが上かなと思ったのでこちらを選びました。他にも花嵐エリ様のゆびきり笑顔でドッカンパンチ☆や、ハルとガッチモンのハレルヤ等挿入歌も名曲ぞろいです。1作品1曲縛りがなかったらめちゃくちゃ選曲していたかもしれません。エリ様とドカモンのキャラクターソング、必中@センターガール!もとんでもない名曲なのでぜひ聴いてみてください。

 

→Next Generation/サイキックラバー

→Next Generation

→Next Generation

  • サイキックラバー
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」OPテーマ。

 作詞:YOFFY 作曲:YOFFY 編曲:大石憲一郎

 まずジャケットから、アイチ→カムイ→クロノという、世代の流れが伝わってきてめちゃくちゃ大好きです。「アイカツ!」シリーズのような先輩への憧れ、みたいなものがそれぞれ強いわけではないのですが、ヴァンガードシリーズは"背中を見て育ってきた"的な意味合いでの世代関係があり、仲間に支えられながら成長していったアイチお兄さんの背中を見て、あんなに子供だったカムイが成長し、そのカムイの背中を見てクロノが仲間と共に成長してくと言う流れがとてつもなく好きです。今ではクロノの背中を見てタイヨウきゅんが成長しているのもたまらないですね。

 歌詞も闇!光!勇気!未来!みたいなYOFFYらしい熱い楽曲でありながら、2番の「廻る季節は 沢山の花を咲かす 君が撒いてた 祈りの種は この大地に 根を広げてく」と受け継がれていく思いが鮮烈に描かれていてとても良いですね。

 トコハの声優を戻せ。

Here/JUNNA

Here

Here

  • JUNNA
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「魔法使いの嫁」OPテーマ。

 作詞:岩里祐穂 作曲・編曲:白戸佑輔

 心が少年なのでアップテンポの曲が大好きなのですが、今年はこのHereや、Aimerさんの花の唄等にめちゃくちゃ心を奪われました。花の唄も10選に入れたかったのですがギリギリ枠が足らず。

 強い歌詞と圧倒的な歌唱力が満たされている状態でアカペラっぽく落ちサビに入られると太刀打ちできないなあというのがこの2曲へ思うところです。特にJUNNAさんは11/23のANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMAで初めて生歌を聴いたのですが、本当に圧巻でした。17歳とは思えぬ歌唱力と表現力、楽曲への没入度合いも非常に高く、CD音源ではもう満足できなくなってしまいました。

 「魔法使いの嫁」という作品は、メインヒロインの羽鳥智世が様々な境遇の人や広い世界を見て、自分の生きる理由、存在価値を見出していくという一貫したテーマがメインとなっていますが、歌詞が本当にテーマにぴったり。同じ歌詞の繰り返しも非常に印象的で、心に強く残ります。作品全体の幻想的な雰囲気ともマッチしていて今年で1番アニメにぴったりとはまるアニソンなのではないかなと思います。落ちサビは暴力。

 

 ID-0/佐咲紗花

ID-0

ID-0

  • 佐咲紗花
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「ID-0」OPテーマ。

 作詞:佐咲紗花 作曲・編曲:AstroNoteS

 今までに聞いたことがないような、それでいで昔のロボットアニメの楽曲のような形容しがたい魅力がある、この楽曲。あまりに好きすぎて6/24の佐咲紗花 LIVE TOUR 2017 -Fated Crown- 横浜公演に行ってしまいました。アニタイとか牙狼は大好きなんですが、エロゲソングにあまり思い入れがないので他のオタクと盛り上がるポイントがずれちゃうのが悩ましいですね。

 Iマシンという人型ロボットの話がメインの作品で歌詞に、「ぎゅっと抱きしめて」「瞼閉じて」「もがき 足掻き」と、身体的な表現をちりばめているのが非常に良いですよね。壮大さもアニメと非常にマッチしています。

 歌もめちゃくちゃ好きなんですけど本当に形容する言葉が見つからないので好きなものは好きって感じです。

 

behind/夏目美緒(礒部花凜)、森川葉月(芳野由奈)、小宮恵那(Lynn)

behind

behind

  • 夏目美緒(cv.礒部花凜)、森川葉月(cv.芳野由奈)、小宮恵那(cv.Lynn)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「Just Because!」EDテーマ。

  作詞・作曲:やなぎなぎ 編曲:川嶋可能 

 非常に迷いまくった10曲目。音楽プロデュースを担当しているやなぎなぎさんの楽曲ですが、曲も歌詞もめっちゃくちゃ切ない。アニメも後半に入り恋愛模様もより進展していきどんどん、歌詞が刺さるような展開になってきましたね。

 特にこの曲で印象的なのが"距離感"。「知りたい 知りたくない 知りたい」のフレーズが顕著ですが、好きという気持ちと嫌われたくないという気持ちの揺れ動き、そばにいたいけどやっぱり嫌われたくないという独特の距離感がアニメだけでなくこの楽曲でも強く表現されていると思います。特定の誰かの目線の楽曲というわけではなく、捉え方次第で夏目の楽曲とも森川の楽曲とも小宮の楽曲とも捉えられるのが良いですね。

  来週ついに最終回を迎える「Just Because!」、楽しみな反面、不安もあったりでこの楽曲への評価もまた大きく変わってくるかもしれません。