2021年春アニメが始まって1ヶ月が経過しました。
どのアニメも3話～4話程度経過して、何となく名作の香りが漂う作品とそうでもない作品がわかる時節。
朝アニメ、夕方アニメ、深夜アニメ、全部見ているからこそのおすすめ作品を10作品厳選しました。
ゴールデンウィークで時間を持て余している方は、ぜひこのタイミングで追いついて見てください。
- 『イジらないで、長瀞さん』
- 『Vivy -Fluorite Eye's Song-』
- 『EDENS ZERO』
- 『カードファイト!! ヴァンガード overDress』
- 『灼熱カバディ』
- 『シャドーハウス』
- 『86-エイティシックス-』
- 『スーパーカブ』
- 『フルーツバスケット The Final』
- 『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』
- おわりに
『イジらないで、長瀞さん』
あらすじ
「後輩の女子に泣かされた……!!」
ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、
スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた！
先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──
『長瀞さん』！
憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。
あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。
おすすめポイント
長瀞さん、黒ギャルに加えて八重歯も裸足も黒髪も恥ずかしがり屋なところも口悪いところも全部良くてうんうん唸ってる
— りつ (@ulotti) April 23, 2021
Mな男性向け作品。
前々からCMで作品の存在を知ってはいましたが、いざ始まると非常に火力の高い素晴らしい作品です。
同ジャンルの『からかい上手の高木さん』よりは人を選びますが、その分ハマる人はより一層ハマること間違いなし。
段々とSな部分以外の魅力も描かれるようになっており、きっと最終話を迎えるころには全視聴者が長瀞さんに夢中のはず。
長瀞さんの友達のギャルも非常に可愛いし、主人公のセンパイの成長も描かれるかもしれません。
配信情報
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『Vivy -Fluorite Eye's Song-』
あらすじ
歌でみんなを幸せにするために――。
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。
――「歌でみんなを幸せにすること」。
自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。
マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。
果たして、異なる使命を持つ２体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。
これは＜私＞が＜私＞を滅ぼす物語――
AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。
おすすめポイント
今期最も注目すべき、オリジナルアニメーション。
AIと人間の共存という面白くならないわけがない、非常にわかりやすいテーマをしっかりと描いてくれます。
また、AIと歌という要素も非常に秀逸。
主人公のAI・ヴィヴィが心を込めて歌うとはどういうことなのか、考えている様子は今後非常に大きな伏線になるはず。
種崎敦美さんの絶妙な感情の込め方や、福山潤さんのマツモトの演技も素晴らしく、名作になる予感しかしません。
今から追いついて、伝説を共に見届けましょう。
配信情報
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『EDENS ZERO』
あらすじ
宇宙歴X492年――
無数の人々が宇宙に飛び立ち、星々を巡る時代。
動画配信者B・キューバーのレベッカは、
機械の惑星グランベルで重力を操る能力を持つ少年シキと出会う。『魔王』と呼ばれた育て親である機械のジギーの教えにより、
何よりも友達を大切にするシキ。
そんなシキと友達となったレベッカは、
外の世界を知らないシキを宇宙への冒険へと連れ出す。初めての宇宙、初めての景色、初めての人々。
目を輝かせ、これからの冒険に思いを馳せるシキと
仲間たちをめぐる心躍る大宇宙の物語が今、始まる――
引用元：『EDENS ZERO』公式HP
おすすめポイント
『RAVE』、『FAIRY TAIL』でお馴染み、真島ヒロ先生の最新作。
これまでの作品を見てきた人には、サービスシーンたっぷりの素晴らしい作品。
見たことない人にもシンプルにワクワクするストーリーをきっと魅力的に感じてもらえるはず。
真島ヒロ先生の作品は女性キャラの可愛さと男性キャラの個性が非常に魅力的、本作のシキ、レベッカも快活でスッと心に入ってきます。
深夜枠なのでどのくらいの尺で放送するのか読めませんが、欲を言えば1年間ぐらいやって欲しいところ。
ゴールデンウィークは宇宙を巡る壮大な冒険に旅立ちましょう。
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『カードファイト!! ヴァンガード overDress』
あらすじ
加賀国金澤市に住む少年、
近導ユウユは15歳、中学三年生。
ユウユは他人の心を察する力をもっているが、
頼まれるとイヤとは言えない性格に悩んでいた。ある日、姉たちの趣味に付き合わされていたユウユだったが、
耐えられなくなって家を飛び出してしまう。
そんなユウユを救ったのは大倉メグミ。
メグミはユウユを、仲間のたまり場だという
夜の遊園地『ワンダヒル』に誘う。ユウユが招かれた遊園地に集うのはメグミや石亀ザクサ、
瀬戸トマリたちが夜ごとヴァンガードに興じる
「チームブラックアウト」のメンバーだった。そして今宵、チームの旗を賭けた真剣ファイトが行われる。
ブラックアウトのリーダー、桃山ダンジと謎に包まれた強豪ファイター、江端トウヤ。
見つめるユウユの前で、カードファイトはいつしかイメージの世界に浸食されてゆく。ユウユはこうしてヴァンガードに出会い、その魅力と今まで見たこともなかった世界、
仲間たちに引き込まれていくのだった ── 。
おすすめポイント
誰もが待ち望んだ完全新作の『ヴァンガード』シリーズ。
10周年を迎えるほど長期な作品なだけに興味を持っていても入れなかった人も多いはず。
今回は事前知識ゼロで問題ない上に、キャラクターデザインは『カードキャプターさくら』『コードギアス 反逆のルルーシュ』等でお馴染みCLAMPさん。
特に男性キャラクターのデザインが素晴らしく、かつての櫂アイレベルの盛り上がりを見せてくれるんじゃないかとワクワクしています。
今までのシリーズと比較して、カードファイト描写よりもユニットの戦闘やキャラクターの心理描写をこまめに描いており、より感情移入しやすい作風に。
『ヴァンガード』を見たことない人にも、かつて見ていた人にもおすすめできる一本です。
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『灼熱カバディ』
あらすじ
宵越竜哉は『不倒の宵越』と呼ばれるサッカーの名選手だったが、
高校入学を機にスポーツと縁を切ってしまう。そんな彼のもとへ、とある運動部が勧誘にやってくる。
その競技は、 仲間と協力し縄張りに侵入する敵を捕らえ 、引きずり倒す事で勝利へと繋げる…
言うなれば『走る格闘技』。競技の名は……カバディ！！
引用元：『灼熱カバディ』公式HP
おすすめポイント
名前だけは知っていても、みんな詳しくないスポーツの代表・カバディ。
この作品に触れて、ルールやセオリーを知れば知るほどカバディの熱さを強く感じています。
身体的特徴や、個性を生かして様々な戦術を魅せてくれるのも非常に面白く、アニメではやっと高校のメンバーが揃ったところ。
これから出てくるであろうライバル校のキャラクターも非常に楽しみです。
カバディに全く興味のない人でも、一本のスポーツアニメとして楽しめること間違いなしなので、物は試しにぜひ見てみてください。
今一番やりたいスポーツNo.1はダントツでカバディです。
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『シャドーハウス』
あらすじ
この館には秘密がある──
断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、
顔のない一族「シャドー」。
その“顔”としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。ある日、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形”が訪れ、
“影”と“人形”の不思議な日常が始まる。世にも奇妙なゴシックミステリー、ついにアニメ化！
引用元：『シャドーハウス』公式HP
おすすめポイント
今期最もネタバレされたくない作品。
ゴシックな作風、闇が深そうな雰囲気、可愛いキャラクターデザインの絶妙なバランスが視聴者を魅了して離しません。
「シャドー家」が抱えている秘密とは、「生き人形」はどうやって生まれてくるのか、そもそも「シャドーハウス」とは何なのか。
現在第3話まで放送されているところですが、毎週毎週放送が楽しみで仕方ない。
リアルタイムでネタバレを避けながらじゃないと絶対に味わえないこのワクワク感を一人でも多くの人に味わってほしいなと思っています。
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『86-エイティシックス-』
あらすじ
ギアーデ帝国が開発した
完全自立無人戦闘機械<レギオン>の侵攻に対応すべく、
その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械<ジャガーノート>。
だが、無人機とは名ばかりであり、そこには"人"として認められていない者たち――エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。
エイティシックスで編成された部隊<スピアヘッド>の隊長である少年・シンは、ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。
そこに新たな指揮管制官<ハンドラー>として、
共和国軍人のエリート・レーナが着任する。
彼女はエイティシックスたちの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、
"人型の豚"として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。
死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、
将来を嘱望されるエリートの才女。
決して交わることがなかったはずのふたりが、激しい戦いの中で未来を見る――。
おすすめポイント
電撃文庫の大人気ライトノベルである本作。
アニメを見る前に友人から、めちゃくちゃ面白いけど少し内容や世界観が難しくて良さが伝わるかどうか心配という話を聴いていました。
今のところ第3話まで放送されましたが、第3話までの展開はまさに完璧。
"人"として認められていない者たちであるエイティシックスと、エイティシックスのことを親身に考えているエリート軍人のレーナ。
それでも両者の間には決して超えられない確執が。
そして、実際に戦場で戦う者と指揮をするだけの者の視点の差。
今後この世界がどう変わっていくのか、エイティシックスの立場はどう変化していくのか。
まだまだ展開が読めない非常にワクワクする段階をリアルタイムで楽しみましょう。
配信情報
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『スーパーカブ』
あらすじ
私にはなにもない。と思っていた。
山梨県北杜市の高校に通う女の子、小熊。
両親も友達も趣味も無い、
何も無い日々を過ごす彼女だが、
ふと見かけた中古のスーパーカブを買ったことで、
ちょっとずつ単調な毎日が変わり始める。
引用元：『スーパーカブ』公式HP
おすすめポイント
何もない女子高生がスーパーカブと出会い、ちょっとずつ毎日が変わっていく物語。
スーパーカブのリアルな描写や、乗ったことがある人なら強く共感できるであろうあるあるネタ、繊細な空気感が非常に魅力的です。
自分自身は、免許は持っているものの基本的には自転車にしか乗らない日々。
それでも、新しいものと出会ってそこから広がる繋がりや、一つ一つ環境が整っていく充足感は、部活を始めた時や新しいジャンルの趣味を開拓した時のことを思い出して強いシンパシーを感じます。
スーパーカブそのものには興味ない人も間違いなく楽しめる作品ですし、見ているうちに自分もスーパーカブに乗りたくなってきました。
日常アニメ好きにもおすすめできる作品です。
配信情報
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『フルーツバスケット The Final』
あらすじ
母親を亡くした透はテントで一人暮らしをしていたが、
その場所が由緒正しい『草摩家』の敷地だったことが縁で草摩由希、草摩夾と一緒に住むことに。
ところが、草摩家は何百年も前から忌まわしき『呪い』に縛られていた。
由希、夾、そして草摩家の皆と交流を深める透は呪いを解こうと奔走するも、
解決の糸口は全くつかめない。それどころか、草摩家の当主である草摩慊人が
女性だったという最大の秘密を知り言葉を失くしてしまう。
『神』の慊人と『十二支』の皆をつなぐ“絆”、それは儚く脆い悲しみの螺旋……。
しかし、終わらない宴はない――誰もが忘れた最初の記憶、最初の約束。
その向こうで由希を、夾を、そして透を待っているものとは……。
おすすめポイント
不朽の名作、『フルーツバスケット』もついに最終章へ。
既に前章で未アニメ化部分に突入していますが、もう毎週毎週怒涛の展開が続いています。
草摩家の『呪い』や慊人の過去・真実、複雑に絡み合う恋愛模様とどこを切り取っても見応えしかありません。
感情が揺さぶられ過ぎて苦しいところも多々ありますが、きっと素晴らしいハッピーエンドを迎えてくれるはず。
1st seasonと2nd seasonで50話ありますが、それでもこの『フルーツバスケット The Final』のフィナーレはリアルタイムで見届けて欲しい。
自分も原作未読なのでこれからの展開が非常に楽しみです。
配信情報
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『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』
あらすじ
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、
26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。
…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。
「おはよう」
「なんだお前！！なんでJKが俺ん家に！」
「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」
「…味噌汁」
「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ～”って」
「ハァ！？絶対言わねェ！！」
家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、
吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、
不思議な同居生活が始まった―。
おすすめポイント
タイトルだけ聞くとちょっと危険なえっちな雰囲気が漂う作品ですが、想像以上に内容は硬派。
見返りがなければ自分の価値なんてないと感じている沙優と、その価値を見出させてあげようとする吉田。
男女の関係性というよりも、家族の関係性のような無償の愛情が溢れています。
そのうえで、吉田自身の恋愛模様や、他ヒロインの台頭などまだまだ見所は盛りだくさん。
一人一人のキャラクターが個性的かつ魅力的なので、これからそれぞれの想いがどのように交差していくのか非常に楽しみです。
配信情報
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おわりに
10本選ぶのは非常に難しく、まだまだ名作だらけの2021年春アニメ。
ここに挙げたもの以外にもたくさん素晴らしい作品がありますし、クールが終わったときに自分の中でどのように評価が変わるのかも非常に楽しみなところ。
ゴールデンウィークで時間の余っている方はぜひぜひ、リアルタイムで毎週毎週楽しみにアニメを見られるよう追いついていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事で！
