お色気×バトル。
昔からの王道ジャンルで、自分も大好きです。
今回はお色気×バトルを非常に高い水準で両立させているえっちで熱い名作、『つぐもも』及び第2期『継つぐもも』について語っていきたいと思います。
『継つぐもも』とは
©浜田よしかづ/双葉社・「継つぐもも」製作委員会
あらすじ
平凡な少年・加賀見かずやの前に、
付喪神の美少女・桐葉が現れてから、これまでの生活は一変した。
怪異を呼び寄せる「忌み子」であったかずやは、
土地の神・くくりから怪異を倒す「すそはらい」の命を受け、
桐葉と共に奮闘していた。かずやたちは、学校の活動として、
怪異の情報を集める「お悩み相談室」を立ち上げることに。
しかし、平和なお悩みが寄せられる裏側で、
くくりを狙う大きな計画が動き始めていた…。ドSな美少女付喪神の桐葉だけでなく、
図らずも巻き起こるハプニングと共に、
かずやへ想いを寄せる女子たちも参戦!学園で伝奇で美少女山盛りな欲張りコメディ、第二幕の始まり!
スタッフ
原作:浜田よしかづ(双葉社「月刊アクション」連載)
監督・シリーズ構成:倉谷涼一『奴隷区 The Animation』
キャラクターデザイン・総作画監督:中原清隆『いちご100%』『S・A~スペシャル・エー~』『祝福のカンパネラ』
総作画監督:桜井正明『ノ・ゾ・キ・ア・ナ』『ひめゴト』
お色気アニメーター:安田好孝『ニル・アドミラリの天秤』
美術監督:坂上裕文(ととにゃん)
美術設定:前田みつき(ととにゃん)
色彩設計:古川篤史
CGIチーフ:菅友彦(アニミックス)
撮影監督:國重元宏
編集:宇都宮正記
音響監督:郷文裕貴
音楽:高梨康治『NARUTO』『プリキュア』シリーズ『FAIRY TAIL』
アニメーション制作:ゼロジー
キャスト
加賀見かずや:三瓶由布子
桐葉:大空直美
くくり:久保ユリカ
黒耀:松井恵理子
近石ちさと:芝崎典子
皇すなお:大地葉
虎鉄:大久保瑠美
金山たぐり:M・A・O
安次峰あきと:坂田将吾
安次峰あるみ:杉山里穂
美鷹みまね:内田愛美
八津川やすき:菊池幸利
あざみ:大野柚布子
獏楽:湯浅かえで
響華:徳井青空
おすすめポイント
浜田よしかづ先生の漫画が原作の本作。
第1期『つぐもも』は2017年の春アニメ、そして3年の時を経て第2期『継つぐもも』が2020年の春アニメとして放送されました。
テーマ、やりたいことがお色気×バトルで一貫していて、どの話数から見てもきっと楽しめる本作を以下の3つのポイントから紹介していきたいと思います。
・まるで『NARUTO』や『BORUTO』!?と思うほど熱い和風な戦闘描写
・専属の「お色気アニメーター」までいる、こだわりぬいたお色気描写
・どれも印象的で心に深く刻まれた4曲の主題歌
まるで『NARUTO』や『BORUTO』!?と思うほど熱い和風な戦闘描写
町で起こる怪異を調伏する「すそはらい」の任についた主人公、加賀見一也と母の形見の帯の付喪神・桐葉。
付喪神というのは、人が長く使い続けて想いが物に宿って神様になった姿のことです。
そんな2人が悪事を働く「あまそぎ」を倒して、町の平和を守るのが本作のメインストーリー。
魔法や剣士、重火器などの描写が多い最近のアニメとは異なり、帯や刀、扇などを使った和風な戦闘描写が多く描かれます。
水しぶきや岩の粉砕、術の応酬など激しい戦闘がかなり緻密に描写されており、1戦1戦が非常に濃密です。
普段は女の子らしい女の子たちがかっこいい戦闘をするのめちゃくちゃ良いですよね。
BGMを担当しているのは『NARUTO』や『BORUTO』などでおなじみ、高梨康治さん。
和楽器とハードロックをフィーチャーしたとてもかっこよくて特徴的なBGMが魅力です。
和太鼓、尺八、津軽三味線、ストリングスにコーラスだけでなくさらにそこにハードロックの要素も加わるので、『つぐもも』の「和」をイメージした激しい戦闘にここまであうBGMはきっとないでしょう。
そして主人公、加賀見一也を演じるのは『BORUTO』にて主人公、うずまきボルトを演じる三瓶由布子さん。
意識するなと言われてもついつい意識して見てしまいますね。
ストーリーが進むにつれ、様々な技を使う敵や仲間も増え、戦闘も激しさを増していきます。
ぜひ、『つぐもも』の魅力の一つである、かっこいい戦闘描写をアニメで楽しんでください。
専属の「お色気アニメーター」までいる、こだわりぬいたお色気描写
お色気アニメーター:安田好孝
こうクレジットされる気持ちってどんな気分なんですかね。
『VALKYRIE DRIVE -MERMAID-』という作品で、「特乳技術」というクレジットになった野崎将也さん、
『カガクなヤツら』という作品で、「おっぱいヘルパー」というクレジットになった金子ひらくさんよりはまだちょっと人権が残っているかもしれません。
『つぐもも』といえば前項でも出した「和」のイメージ。
「和」で「お色気」と言えばそう、
お風呂です。
そんなにお風呂入る?というぐらいよくお風呂に入る作品、『つぐもも』。
貧乳ロリっ娘から"魔乳"まで色々なキャラクターのお色気シーンを楽しむことができます。
大体のシーンで主人公の一也が攻められる展開なのが個人的にプラス100000000点。
おはだけや拘束、夜這いにおもらしなどお風呂以外にもいろいろなシチュエーションがあるのも魅力です。
こう書くとただのエロアニメなのかなと思われる方もいるかもしれませんが、シリアスとエロのバランスが非常に良いのがこの『つぐもも』。
エロ要素が多すぎると、ストーリーとかどうでもいいからえっちなシーンを早く流してくれと思ってしまいますよね。
エロとシリアスの天秤が絶妙な状態だからこそ、しっかりとストーリーを楽しんで、そのストーリーの中で仲間になったり、親交を深めたキャラクターとのえっちなシーンを楽しむことができるんです。
ぜひ、一人一人のキャラクターを深掘りするストーリーを楽しみつつ、そんな思い入れがある中でのえっちなシーンを味わってください。
どれも印象的で心に深く刻まれた4曲の主題歌
第1期の主題歌2曲と第2期の主題歌2曲をまとめて紹介します。
第1期OPテーマは、
「METAMORISER」/ バンドじゃないもん!(作詞・作曲・編曲Q-MHz)
バンドじゃないもん!/METAMORISER[MUSIC VIDEO]
畑亜貴さん、田代智一さん、黒須克彦さん、田淵智也さんのアニソンシーンを牽引してきた4人で結成された音楽プロデュースチーム、Q-MHz。
そんなQ-MHzが作詞・作曲・編曲を担当しています。
年々楽曲のBPMがどんどん上がっていっていると言われているアニソンシーンにおいて、さらにもう一段階ギアを上げるかのような疾走感の「METAMORISER」。
電子音も非常に気持ちがよく、2017年の楽曲でもトップクラスに大好きな曲でした。
かっこいいバトルととんでもないお色気シーンが入り混じる、展開が早い『つぐもも』にぴったりな楽曲です。
第1期EDテーマは、
「I4U」/ MICHI(作詞:RUCCA 作曲:藤間仁(Elements Garden)編曲:岩橋星実(Elements Garden))
【MICHI】4th Single「I4U」MV Short ver.【つぐもも】
残念ながら最近アニソンシーンでの活躍を見かけないMICHIさんのこちらの楽曲がEDテーマ。
この疾走感でEDテーマってなかなかヤバいですよね。当時はQ-MHzとElements Garden、どっちが好きかみたいな話も良く話題になっていた気がします。
難しい単語をふんだんに使いつつ疾走感に合わせて気持ち良く韻を踏んでるのが印象的な楽曲です。
特に1番サビ前半の「I-アイ-伝えたがる」と1番サビ後半の「Irony-アイロニー-だろうと」と2番サビ前半の「逢いに行けるはず」の"アイ"でそれぞれ韻を踏んでるところが好きですね。
ED映像の月の描写とも綺麗にシンクロしている楽曲です。
第2期OPテーマは、
「風吹けば月夜の果てに」/ A応P(作詞・作曲:新田目翔 編曲:佐々木裕)
【MV】A応P「風吹けば月夜の果てに」FULL Ver.(TVアニメ『継つぐもも』オープニング主題歌)
第1期OPテーマにも負けない疾走感と、和楽器×ロックの調和が素晴らしい楽曲です。
新田目翔さんは2017年から2020年の間に台頭してきた作曲家ですので、なんとなくアニソンシーンの移り変わりが感じられるような気もします。
「十六夜」、「愛の花」、「黄昏」、「月」、「霧」、「木の葉」、「五月雨」など言葉だけで情景が浮かぶような「和」の言葉がふんだんに使われており、そのうえで疾走感のある和楽器も多用したロックなので、『つぐもも』にぴったりですね。
新型コロナウイルスが明けたら、生で聴きたい楽曲の1つです。
第2期EDテーマは、
「春、奏で」/ 東城陽奏(作詞:東城陽奏 作曲・編曲:風弥~Kazami~(DaizyStripper))
東城陽奏(Haruka Tojo)【春、奏で】MV FULL (TVアニメ「継つぐもも」EDテーマ)
テンション高めなここまでの3曲と比べて、しっとりと別れを歌っている「春、奏で」。
和楽器の音たちもどこか物悲しい雰囲気です。
一也と桐葉の出会いと日常、そして一也の決意をしたような表情で締めくくるED映像は非常に印象的でした。
ED映像の本当の意味合いは最終話まで見ることできっとわかると思います。
どの楽曲も「和」という一貫したテーマがあり、展開と共にロックだったりバラードだったりと表情を変えてくれた主題歌たちは『つぐもも』を彩る大切な要素でした。
配信情報
U-NEXT、dアニメストア、FOD、AbemaTVなど各種見放題サービスにて絶賛配信中です。
非常に重要なところで終わった第2期最終回。第3期に備えて予習しておきましょう。
おわりに
実はこのブログでえっちなシーンを売りにしているアニメの記事を書くのは初めてだったんですが、ちょっとこっぱずかしいですね。
次回までに恥も外聞も捨てられるようにしておきます。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。
今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また次の記事で!