クールジャパン。
「外国人がクールととらえる日本の魅力」を指す単語です。
アニメやゲーム、食文化や建築、日本の伝統文化など幅広い意味で使われます。
そんな"クールジャパン"をそのまま形にしたような施設、
「ところざわサクラタウン」が、その名前の通り自分の地元・所沢に出来たので訪れてきました。
プレオープンということでまだまだ入れないところや未完成の部分も多かったですが、
今後どんな施設になるのか非常にワクワクする気持ちを皆さんと共有できたらと思います。
ところざわサクラタウンとは
クールジャパンが、
ここにある。KADOKAWAによる日本初のコンテンツモールが所沢市に誕生。
ミュージアム・イベント・ホテル・レストラン・書店・オフィス・神社
あらゆる文化をひとつにしたクールジャパンの拠点として世界中のお客様をお迎えします。引用元:ところざわサクラタウン公式HP
本当はこの一つ一つについて記事を書こうと思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響で、
・角川武蔵野ミュージアム
→入場できず
・ジャパンパビリオン
→未完成
・EJアニメホテル
→未完成
・ショップ&レストラン
→営業休止
・ダ・ヴィンチストア
→未完成
という、非常に残念な状態に。
施設の5/7を体験することはできなかったものの、
それでも素晴らしいと思えた「ところざわサクラタウン」について写真も交えて紹介していきたいと思います。
外観
SUGOI DEKAI
東所沢駅周辺という、周りも別にそんなに栄えているわけではないところに現れたスーパービッグな建物。
こちら側はKADOKAWAさんのオフィスや書籍製造・物流工場、ショップ&レストランとダ・ヴィンチストアになるそうです。
立派な駐車場がある他、ここ以外にも第二駐車場(有料)・第三駐車場(有料)があり、
東所沢駅と言う微妙にアクセスの悪い駅のデメリットをしっかりとカバーしていました。
千人テラス&中央広場
道路に面した広いスペースと、長くて広い階段があり、ここでもイベントをやることを視野に入れているようです。
上の歩道橋は三角形の穴が開いたようなデザインになっており、上からでもイベントスペースを見られるような設計にしていると見受けられました。
ただ、スペースの部分が道路に近すぎて、車通りが多かったら音が聴こえないんじゃないかとか。
現段階のつくりだと駐車場に止めた訪問者が、全員この階段を登っていくので通行の妨げになるんじゃないかとか。
車通りも人の数も現状それほど多くないのでわかりませんが、ちょっと心配に感じる要素が散見されました。
それでも設計自体は非常にオシャレで、広いスペースを使いつつも、いかにスペースを無駄にしないかが考えられていて素晴らしいなと感じます。
角川武蔵野ミュージアム
!?
この世のものとは思えない異世界感。
自分が最初に抱いた感想は、
『正解するカド』だ…
でした(『正解するカド』とKADOKAWAさんには特に関連はありません)。
下を通る通行人のサイズを見ていただければ、この異様な雰囲気・大きさが伝わりますでしょうか。
こちらは建築家・隈研吾さんが設計された建築物。
「新国立競技場」や中目黒にある「スターバックス リザーブ® ロースタリー東京」、神楽坂の「赤城神社」など数々の建築作品を手掛けてきた著名な方です。
建築について詳しくない自分のような人間であっても、この圧倒的存在感のある建築物には目を見張りましたし、
何を表現しようとしてこの形になったのか非常に興味を惹かれました。
角川武蔵野ミュージアム内で、現在企画展を行っていますが入場できなかったのでまたそのうち機会があったら訪れようかと思います。
企画展の詳細はこちらから。
武蔵野坐令和神社
大きい提灯と鳥居で凄く神社感が出ています。
本殿の写真は撮らないほうがいいかなと思って撮りませんでした。
何を祀っているのかは正直よくわかりません。
アニメスタンプの御朱印を期間限定で押印などのキャンペーンをやれば人は集まるかなと思います。
スーパー手水マシン。
手水の細かいルールもいらないし、新型コロナウイルス感染の心配もない。
これぞ"クールジャパン"。
ちょうど夏の時期には非常に涼しげで、周りの緑も合わさって非常に良い雰囲気でした。
クールだけに。
名立たるKADOKAWAさんの名作が並ぶのぼり。
なかなかシュールな光景に思わず表情もニコニコ。
アニメに一切興味はないけど遊びに来ていた家族連れの方も、のぼりに書いてある日本語の意味が理解できず困惑されているようでした。
基本何でもほめるスタンスの自分ですが、この項目に関してはこのなんとも言えないコメントから察していただけると幸いです。
KADOKAWAイルミネーションマンホール
所沢市上下水道局が夜道を照らすLEDを搭載しつつ、デザインにもこだわってつくりあげたマンホール。
LEDで自ら発光する仕組みになっており、日本で初めての設置となります。
一人の所沢市民として非常に誇らしい気持ちです。
KADOKAWAさんが手掛けてきた作品、古いものから新しいものまで全27種類!
東所沢駅から「ところざわサクラタウン」の間に設置されているので、駅から少し歩く往路も復路も非常に楽しむことが出来ました。
しっかりとカメラに収めてきましたので、お越しの際はぜひその目でご確認いただければと思います。
画像サイズ大きめのまま貼るので重たかったらごめんなさい。
ちなみに、高い確率で
イルミネーションマンホールか!?
と思ったら所沢市イメージマスコット「トコろん」デザインのマンホールなことが多いので、
がっかりしないようにしましょう。
「トコろん」カワイイ、スゴクカワイイ。
「フルメタル・パニック!」イラスト:四季童子 ⓒ賀東招二・四季童子
「涼宮ハルヒの憂鬱」イラスト:いとうのいぢ ⓒ谷川流/いとうのいぢ
「らき☆すた」イラスト:美水かがみ ⓒ美水かがみ/KADOKAWA
「宇崎ちゃんは遊びたい!」イラスト:丈 ⓒTake/KADOKAWA 2020
「ソードアート・オンライン」イラスト:abec ⓒReki Kawahara 2018
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」イラスト:溝口ケージ ⓒHajime Kamoshida 2014
「この素晴らしい世界に祝福を!」イラスト:三嶋くろね ⓒ暁なつめ・三嶋くろね
「Re:ゼロから始める異世界生活」ⓒ長月達平 イラスト:大塚真一郎
「とある魔術の禁書目録」イラスト:はいむらきよたか ⓒ鎌池和馬 2020
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」イラスト:とよた瑣織 ⓒ土日月・とよた瑣織
「デート・ア・ライブ」イラスト:つなこ ⓒKoushi Tachibana,Tsunako
「オーバーロード」イラスト:so-bin ⓒKugane Maruyama
「文豪ストレイドッグス」イラスト:春河35 ⓒ朝霧カフカ・春河35
「ファイブスター物語」イラスト:永野 護 ⓒEDIT
「ケロロ軍曹」イラスト:吉崎観音 ⓒMine Yoshizaki
「ロードス島戦記」イラスト:左 ⓒ水野良・グループSNE・出渕裕
「新世紀エヴァンゲリオン」イラスト:貞本義行 ⓒカラー
「狼と香辛料」イラスト:文倉十 ⓒIsuna Hasekura 2006
「キノの旅 the Beautiful World」イラスト:黒星紅白 ⓒKeiichi Sigsawa 2011
「スレイヤーズ」イラスト:あらいずみるい ©神坂一・あらいずみるい
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」イラスト:安彦良和 ⓒ創通・サンライズ
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」イラスト:安彦良和 ⓒ創通・サンライズ
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」イラスト:安彦良和 ⓒ創通・サンライズ
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」イラスト:安彦良和 ⓒ創通・サンライズ
「ヤマトタケル」イラスト:安彦良和 ⓒ安彦良和
「ヤマトタケル」イラスト:安彦良和 ⓒ安彦良和
「アニメツーリズム協会公式キャラ じゅんれいちゃん」ⓒ2020 ATA/HCS
第三駐車場
「ところざわサクラタウン」の見所は駐車場にまで。
駅までの道のり~と書きましたが、近かったので車で訪れた我々。
駐車場には、
「駐車券はございません」
の文字が。
車が動かないようにするアレ(名前がわからない)もないし、
この駐車場も建設中なのかな~とヘラヘラしていたら、帰り道。
「ナンバープレート4桁を入力してください」
なんと、駐車場内のカメラでナンバープレート4桁を判別しており、入庫時の映像が料金画面で表示されました。
これぞクールジャパン…
遮断機もなかったので、もし料金を払わず出ていったら自動的に通報されて映像も共有されるみたいなシステムなのかもしれません。
家に帰るまで驚きに包まれた「ところざわサクラタウン」でした。
おわりに
地元・所沢にこんな素晴らしい施設が出来て嬉しい限りです。
もしかするとここのホールを使って頻繁にライブが行われることもあるかも知れません。
ホテルや図書館など入れなかった部分もどうなっていくのか楽しみです。
記事にも書いていませんし、公式HPにも記載がありませんがどうやらマンガ喫茶的なものも建設中なところが見受けられました。
またグランドオープンしたら訪問して記事にしようと思っていますので、その際も読んでいただけると幸いです。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。
今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また次の記事で!