2020年11月2日、まるか食品より『ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックス』が発売されました。
通常サイズのペヤング約7.3倍という非常にいかつい量で、TwitterやYoutube、各種SNSで大きな話題を呼んでいます。
発売から約1か月経っているし、ブログのメインコンテンツと全然関係ないということは重々承知ですが、良い経験だったので共有したいなあと思って記事にしました。
ちゃんと完食しているので、どうしても完食したい人向けの【ペヤング攻略ブログ】としてもお役に立てればと思います。
太りたくないけどペヤングをどうしても食べたいという、無茶な願望をぶち壊す作用もきっとあるはず。
外装
決戦の時来たれり pic.twitter.com/8ChhdW7ekY
— りつ@アニメブログ毎日更新中 (@ulotti) November 23, 2020
比較しなくても大きさは伝わるかなと思い、周りにわかりやすいものは置いていませんが、右上に映るマヨネーズの蓋や、そもそもの机を埋め尽くす大きさでなんとなくでかすぎることがわかっていただけるかと思います。
超超超超超超という、大きな6文字でのアピールは非常に印象的。
右下には「絶対に1人で食べないでください。」
という、大切な注意書き。
たとえ車が来なくても信号をしっかり守るほど、コンプライアンス意識が高い自分はちゃんと2人で2つ食べることにしました。
ちなみに、今回名称になっている"ペタ"という単位は10の15乗、千兆倍を表します。
もちろん、元のペヤングの千兆倍という意味ではなく、ただ単に量が多いよというメッセージ。
前回の大きいサイズの商品名は『ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX』で、ギガからテラを飛ばしてペタに行った理由はよくわかりません。
テラワロスなど、結構ネットスラングでも使われる単位なので、個人的には使ってもよかったんじゃないかなという気はしないでもないです。
まあ今時テラワロスなんて言っている人はいないと思いますが。
かやく、ソース、ふりかけ、スパイス
かやくとソース達の量が多過ぎる pic.twitter.com/h4xR0rAEQ0
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蓋を開けると、中には大量のかやく、ソース、ふりかけ、スパイスが。
実際に開封した人しかわからない感覚かと思いますが、まるで年末年始の福袋の様に、出しても出しても調味料がどんどん出てくる快感はテンションを高揚させてくれます。
ちなみに本商品の食塩相当量は24.6g。
体重60kgの人の食塩致死量は30g程度と言われており、実は結構ギリギリ。
この濃厚なソースが人を死に至らしめる劇薬なのです。
ここで非常に大切なのが、"かやく"の入れ方。
しっかりと麺の下に入れてお湯が染み渡るようにしておきましょう。
"かやく"がペタマックス完食のいかに重要な要素なのかは後述します。
お湯を沸かして入れる
満を持して土鍋でお湯を沸かすも注げずおたまで移動 pic.twitter.com/bwZPkkWuiE
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ここが大きな鬼門。
このペヤング大きすぎるが故に、作るためには2,200mlものお湯が必要になります。
今回作るのは2つのため、必要な湯量は4,400ml。
家にあったケトルは500mlしか容量がなく、家にあった9号の土鍋でお湯を沸かすことに。
9号の土鍋をもってしても、容量は3,200cc。
もちろん、ペヤングにお湯を入れるために作られた土鍋ではないので注ぎ口もなく、お玉でお湯を移動することに。
結果、1つのペヤングには1回でお湯を注ぐことに成功しましたが、もう1つのペヤングには半分ぐらいしかお湯が入らず、追加でお湯を沸かすハプニング。
3分どころか、10分以上半分だけお湯を入れて放置することになりましたが、なんだかんだしっかりとした出来になっていました。
作る際はできるだけ、2,200ml以上お湯を沸かせる準備をして臨むことを推奨します。
こんな記事を書くことがなければ、きっと見つけることのできなかった、我が家と同じ土鍋のリンク、置いておきます。
湯切り
プレーン味 pic.twitter.com/PzIKf5RBGC
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2,200mlのお湯が入った容器、間違いなく2.5kg~3kgはあるので、湯切りの際は細心の注意を払いましょう。
やけどのリスクはもちろん、食べる前にペヤングをシンクに落とすのは、その後の完食へのモチベーションに甚大な影響を与えます。
今回は特別なトレーニングを受けた、頼れるアシスタントに湯切りをお任せし、しっかりとその責務を果たしてくれました。
ペヤングの容器から2,200mlのお湯が流れ出ていく様は圧巻。
世界三大瀑布と肩を並べる美しい水流でした。
完成
完成!いただきます! pic.twitter.com/xG36HJ64F2
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鮮やかなオレンジ色。
あまりにも麺の量が多すぎて、混ぜることすら困難。
お湯を切ってから5分間ぐらいひたすら混ぜていたような気がします。
ただ、この混ぜる工程をサボるのは御法度。
暖かいうちにしっかりとソースと絡ませておかないと、完食の道ははるか遠くに遠ざかっていってしまいます。
改めて持ってもらうと、こんなにも大きいのかと驚愕。
まさかこの量が全て胃袋に収まってしまうなんて、人間の身体とは不思議なものです。
食べる前の最後に確認「栄養成分表示」
このペヤングを食べるということがどういうことなのか、最後にもう一度この栄養成分表示を見てじっくり考えましょう。
余計な脂肪を付けないよう、普段食べているおかずは鶏むねのみ。
揚げ物はもちろん、洋菓子だって一切食べないようにしてきた。
そんな努力の日々を一瞬で無に帰す、
脂質:232.7g
の圧倒的な数値。
普段の食事の1週間分ぐらいの脂質が入っています。
本当にこの脂質を落とす努力が出来るのか。
食べなければ、減量期にもっとちゃんと絞れるんじゃないのか。
食べたところで何かメリットがあるのか。
覚悟を背負って、それでも黄金の海原を進む人だけが、見える境地。
そこにたどり着きたいという意思がなければ、決して完食はできません。
完食
約40分、特に味変することなく美味しく食べ終わりました~対ありでした pic.twitter.com/dNgDc87hmZ
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ペヤングを食べる時によく言われるのが味に飽きるという点。
しかし、そこは冷静に考えて欲しい。
味に飽きたということが箸を止めていい理由になりますか?
味に飽きたと言えば食べなくていいと、心のどこかで思っている。
味に飽きたのではない、食べたくないだけなのです。
胸焼けして食べ物が喉を通らない、満腹すぎて匂いを嗅ぐのもキツい。
これは仕方のないことでしょう、しかし。
まだ食べられるのに、味に飽きた。
これは身体の敗北ではなく、精神の敗北です。
一度食べると誓ったなら、身体の限界までは頑張りましょう。
精神が負けてしまったら、今後ペヤングだけでなく、様々な苦境に立たされた時、きっとリタイアしてしまうはず。
ペヤングに勝利することは、人生に勝利すること。
今の自分ではなく、将来の自分のために、ペヤングを口に運び続けましょう。
余計な調味料での味変は身体的限界を狭めてしまいかねない。
特に塩分が多い調味料を入れると、食塩の量が致死量に到達するので要注意です。
そこで大事になってくるのが"かやく"。
塩分の波の中で、通常サイズのペヤングの時よりも非常に大きな存在感を放ちます。
この"かやく"をいかにしてちょうどよく食べるかが完食のコツ。
今までペヤングを食べていた時には気付きませんでしたが、ひたすらしょっぱい麺を食べていると、この"かやく"がまるで、4月に畑から収穫したばかりの春キャベツの様に甘い。
しかも、胸焼けするような甘さではなく、春風のような心地よい清涼感さえもたらしてくれます。
ちょっとペヤングの味に心が折れそうになった時は、"かやく"に少し手を伸ばして、再びその食欲に大きな火を灯しましょう。
麺を食べて、"かやく"を食べる。
麺を食べて、"かやく"を食べる。
そうしているうちにあら不思議。
まだ食べ足りないなあと思っているうちに、麺が目の前から消えていること間違いなしです。
無理はしないように
残念ながら一緒に食べたTくんは3分の1で限界を感じフィニッシュ。
ラップをして箱に入れて持ち帰り、お家でゆっくり食べることにしました。
それでも、身体の限界まで戦い続けた彼の雄姿には大きな声援を送りたい。
体脂肪率が6%増えた!!!
ペヤングペタマックス完食したら、体脂肪率6%上がりました… pic.twitter.com/hQqht1l5qq
— りつ@アニメブログ毎日更新中 (@ulotti) November 23, 2020
毎日タニタさんのRD-800という家庭用ハイエンド体組成計で、体組成を計測している自分。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
今日もウキウキ体組成計に乗って数字を見たら驚愕。
体脂肪率が6%増えている!!!
今年の夏には7.6%まで絞ったはずなのに、20%の大台にのるどころか、21%まで一気に急上昇。
増量期と言え、まさかこんなことになるとは…。
でも、身をもって体組成計がいかに正確な数値を出しているか証明できたので、それはそれで良いことなのかもしれません。
また明日から鶏むね生活に戻ります…。
おわりに
購入した時から、開封、湯沸、湯切、麺混、実食、完食、計測と常に予想外のことが起こり続けた『ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックス』。
平凡な日常に飽きてしまった、無謀な挑戦者にこれほどぴったりな商品もないでしょう。
本当に貴重な経験で、たった1,000円でこんな充実した1日を過ごせるとは。
機会があったらあと1、2回ぐらい食べてみたいですね。
自分も完食できました!
はやくエクサマックスのペヤング食べたい!
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また次の記事で!