2020年8月11日、TVアニメ第2期『小林さんちのメイドラゴンS』の放送決定が発表されました!
自分も非常に大好きな作品なので大変嬉しいです。
2021年の放送ということで、放送自体はまだ先にはなりますが、
今のうちに第1期『小林さんちのメイドラゴン』の魅力について語っていきたいと思います。
『小林さんちのメイドラゴン』とは
あらすじ
独り身お疲れOLの小林さん。
そんな彼女の家に訪ねてきたのは、なんとドラゴンだった!?
茫然とする小林さんの目の前で、
ドラゴンはメイド服を着た
美少女へと変身する。
どうやら昨夜、
自分で家に誘ったらしいが、
泥酔していて全く覚えて
いない小林さん。
「メイドとして働かせてください!」
――角にしっぽにメイドなドラゴン娘・
トールとのポンコツでハチャメチャな
新生活が始まる!
スタッフ
原作:クール教信者(双葉社「月刊アクション」連載中)
監督:武本康弘『フルメタル・パニック? ふもっふ』『氷菓』『甘城ブリリアントパーク』
シリーズ構成:山田由香『私に天使が舞い降りた!』『恋する小惑星』『トミカ絆合体 アースグランナー』
キャラクターデザイン:門脇未来『境界の彼方』『甘城ブリリアントパーク』『ツルネ -風舞高校弓道部-』
色彩設計:米田侑加
小物設定:秋竹斉一
撮影監督:浦彰宏
音響監督:鶴岡陽太
音楽:伊藤真澄『夏色キセキ』『“文学少女”シリーズ』
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:fhána
エンディング主題歌:ちょろゴンず(トール、カンナ、エルマ、ルコア)
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ドラゴン生活向上委員会
キャスト
小林:田村睦心
トール:桑原由気
カンナ:長縄まりあ
エルマ:高田憂希
ルコア:高橋未奈美
ファフニール:小野大輔
滝谷真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
才川ジョージー:後藤邑子
真ヶ土翔太:石原夏織
おすすめポイント
ご存じの方も多いと思いますが、『小林さんちのメイドラゴン』の武本監督は京都アニメーション放火殺人事件で亡くなられています。
だからこそ今回の2期決定の発表には喜びもひとしおです。
無理のないよう頑張っていただいて、素晴らしい作品がまた見られることを楽しみにしています。
ということで、第1期を以下の3つのポイントから紹介していきます。
・こんな毎日を過ごしたい、ドラゴン娘との夢のある生活
・個性豊かで可愛らしい4人のドラゴン娘と思わず共感してしまう小林さん
・踊れないとオタク失格!?一世を風靡した主題歌のダンス
こんな毎日を過ごしたい、ドラゴン娘との夢のある生活
独り身お疲れOLの小林さんのもとに訪れてきたのはドラゴンのトール。
一緒に暮らしたいというトールの希望を叶える一方で、小林さんの趣味であるメイドとして居候することになります。
メイドのドラゴンで、メイドラゴンというわけです。
その後も悪戯好きで寂しがりなカンナちゃん。
トールと犬猿の仲のエルマちゃん。
ドラゴン娘随一の巨乳のルコアさん。
独り身で静けさに包まれていた小林さんの日常は一気ににぎやかに。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
学校に行きたそうにしていたカンナちゃんのために、文房具を買いそろえて小学校に乗り込むお話。
カンナちゃんが学校で出来た友達才川ちゃんのお家に家族みんなで訪れるお話。
海へ行ったりコミケへ行ったり、夏を満喫するお話。
運動会にみんなで参加するお話。
年末年始にコタツでゴロゴロするお話。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
ドラゴン娘という特長を生かすお話でありながら、どこにでもいるOLだった小林さんが楽しそうに過ごすちょっと不思議な日常が非常に魅力的に描かれます。
独り身の社会人の方ならきっとトールたちが自分の家にも来てくれたらなあと夢に思ってしまうはず。
そんなありきたりで、けれど愛しい日々を積み重ねたからこその最終回は涙なしには見られません。
日々の仕事や学校に疲れてしまっている人にぜひ見てもらいたい、非常に癒される不思議な日常アニメになっています。
個性豊かで可愛らしい4人のドラゴン娘と思わず共感してしまう小林さん
とにかく出てくるキャラクターが皆可愛らしい。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
桑原由気さん演じるトール。
トールは小林さんが大好き。
その一方で基本的に人間を見下している、冷たいところもあるギャップがたまりません。
頑張り屋さんなのに人間生活になれていない頃は的外れな方向で頑張ってしまうところもGood。
こんなメイドラゴンが家にいてくれたらどんなに幸せだろうと素直に思える物語の主軸となるキャラクターです。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
長縄まりあさん演じるカンナちゃん。
永遠に面倒を見てあげたい本当に可愛いキャラクターです。
実質的に小林さんとトールの娘のような存在なので、こんな子供が欲しいなあと思ってしまう女の子。
学校へ行ったり、
友達のお家にいったり、
運動会に行ったり、
子供が出来るとやはり忙しくなりますが、カンナちゃんのためならどれほど時間を使うのも惜しくありません。
きっと小林さんもトールも同じ気持ちでしょう。
長縄まりあさんの甘ったるい声(誉め言葉)がいかんなく発揮されたキャラクターでもあり、カンナちゃんをきっかけに長縄まりあさんを好きになった人も多いと思います。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
高田憂希さん演じるエルマ。
トールとは犬猿の仲で、初登場の第8話からずっと喧嘩をしています。
トールと違い、ドラゴンと人間の調和を求めている真面目な性格の女の子です。
食べ物に目がなく、美味しいものを与えると大抵のことを許してくれるギャップ、ちょろさが魅力的。
第1期では、割と遅めの登場ということもあり、可愛さは堪能できたものの、キャラクターの深堀についてはまだ余地がありそうな印象。
第2期でどのような描かれ方をするのか非常に楽しみなキャラクターでもあります。
個人的にはメガネ姿が非常に好きでした。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
高橋未奈美さん演じるルコア。
おっぱいの大きなドラゴン。
おっぱいドラゴンと呼んでしまうと別作品になってしまうので気を付けましょう。
トールもルコアのことを歩くセクシャルハラスメントと呼んでおり、
小林さんも胸がでかいのが不快とコメントをしています。
露出の多い服を好む傾向があり、視聴者にとっては素晴らしい目の保養です。
特に素晴らしいのが、カンナと同じ学校に通う翔太君(CV:石原夏織)とのおねショタ関係。
ルコアさんの過剰なスキンシップに、嬉しいような恥ずかしいようなリアクションをする翔太君がたまりません。
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
そして本作の主人公、田村睦心さん演じる小林さん。
仕事にこだわりはないけれど、頼まれた仕事はしっかりとこなす出来るOLですが、その分職場でもいろいろ苦労しています。
サバサバしてボーイッシュですが、それでも"女性"というところがこの作品の良さに直結していると思います。
トールは小林さんが大好きですが、本作の恋愛観はどちらかというと家族愛寄り。
小林さんが男性だったら全く違う方向性の作品になったかと思います。
普段は淡白な性格ですが、メイドのことになるとオタク魂が燃え上がります。
仕事で苦労していて、性格は淡白だけどオタクな部分もあるボーイッシュな女性ということで、非常に共感しやすい絶妙なバランスのキャラクターになっています。
どのキャラクターも非常に可愛らしく、2期での活躍が今から楽しみです。
踊れないとオタク失格!?一世を風靡した主題歌のダンス
かつて、「ハレ晴レユカイ」を踊れないオタクが存在しなかった時代がありました。
そして今は、この主題歌を踊れないオタクが存在しない時代になりました。
OPテーマは、
「青空のラプソディ」/ fhána
fhána / 青空のラプソディ - MUSIC VIDEO
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
作詞を務めるのは林英樹さん。
fhánaの全ての楽曲の作詞を担当しています。
林英樹さんの実兄が『STEINS;GATE』、『ROBOTICS;NOTES』などMAGES.のゲームシナリオライターを務めている林直孝さんというのは意外と知られていない事実。
久しぶりに見たら3300万再生もされていてびっくり。
とにかくハイテンションで明るいこちらの楽曲。
聴き込めば聴き込むほど色々な楽器の音が入っていて、様々な音楽の要素が詰め込まれた楽しい楽曲だと感じられます。
歌詞には、人間界とドラゴン界の文化の違いや葛藤といった部分も描かれており、fhánaらしさを残しつつアニメに寄り添った表現がされています。
OP映像の絵コンテは武本監督が担当。
ハイテンションな楽曲にぴったりで、小林さんのSEと言う仕事の設定も上手く生かされています。
第2期のOPはあの特徴的で独特な映像をいかに超えてくるのか、今から非常に楽しみです。
そして、fhánaさんのライブや、fhánaさんが出るフェスでは定番となっている「青空のラプソディ」のダンス。
まだ覚えていないという方は繰り返しMVを見てしっかりと身体に沁みつけておきましょう。
クラップも忘れずに。
EDテーマは、
「イシュカン・コミュニケーション」/ ちょろゴンず[トール(桑原由気)、カンナ(長縄まりあ)、エルマ(高田憂希)、ルコア(高橋未奈美)]
作詞:松井洋平 作曲:佐藤純一 編曲:rionos
作詞は『機動戦士ガンダムAGE』や『ノブナガ・ザ・フール』、『プリパラ』など数多くの作品で作詞を務める松井洋平さん。
作曲は「青空のラプソディ」と同様、fhánaの佐藤純一さん。
編曲はYURiKAさんの「ふたりの羽根」や、上田麗奈さんの「sleepland」などで有名なrionosさんが務めています。
人間界とドラゴン界のお話を描く本作の特徴である「異種間」。
小林さんとトールたちが過ごす楽しい日々の「一週間」。
この二つのワードが掛け合わさったダブルミーニングになっています。
大変可愛らしい楽曲でありながら、
「下等で愚か」、「殲滅」、「従属」、「終焉」、「塵芥」
など強いワードも使われており、トールの可愛らしい見た目と人間を見下す姿勢のギャップがEDにしっかりと表されています。
ED映像も、トールたちの楽しい日々をコミカルに描いており、本当に楽しそうな一週間だなあとほのぼのとした雰囲気。
『小林さんちのメイドラゴン』を見終えた後の癒された気持ちにぴったりな楽曲です。
『ランティス祭り2019』では、「ちょろゴンず」4人による「イシュカン・コミュニケーション」が披露されました。
本日開催の「ランティス祭り2019 DAY-03」にて「ちょろゴンず」の4人で「イシュカン・コミュニケーション」を披露させて頂きました!人間界の皆様、楽しんで頂けましたか?引き続き「小林さんちのメイドラゴン」へのご声援の程、宜しくお願いします! #maidragon pic.twitter.com/DR4oap97dt
— TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」公式 (@maidragon_anime) June 23, 2019
これももう1年前ですね。
コスプレも声も非常に可愛らしく、会場で見惚れていたのを覚えています。
第2期も「ちょろゴンず」としての歌唱が楽しみです。
おわりに
武本監督が亡くなられ、『小林さんちのメイドラゴン』の続編も難しいだろうなあと思っていたからこそ非常に嬉しい今回の発表。
一歩一歩前に進んでいく京都アニメーションさんを応援できるよう、今後の作品も全力で楽しみたいと思います。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。
今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。
また次の記事で!