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『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』「魔法」×「アイドル」!個性豊かで可愛いキャラクターと「アオノショウドウ」をはじめとした最強楽曲たち【感想・評価】

 『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』

 アニメ、コミックス、ゲーム、イベント・ライブと展開するメディアミックスプロジェクトで、テーマは「魔法」×「アイドル」

 アイドルアニメという偉大な先駆者たちがいる厳しいジャンルで、この作品ならではの個性魅力、そして素晴らしい楽曲を世に排出した、

 アニメ『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』について語っていきたいと思います。

『Lapis Re:LiGHTs』とは

www.lapisrelights.com


TVアニメ「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」PV第2弾

f:id:ulotti:20200929054621j:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

あらすじ

 舞台は輝砂、そしてその結晶体である輝石が動力として普及した街・マームケステル。

 輝砂や輝石を利用し、呪文やメロディによって魔法を発動させる少女は “魔女”と呼ばれ、歌唱活動や魔獣退治を行い、人々から憧れを集めていた。

 暁の魔女が創設した魔女見習いが集う学校、フローラ女学院。
 立派な魔女になることを夢見る少女・ティアラは学院の門を叩く。

 

「私、ぜひともこちらの学院で学ばせていただきたく――えっ!?」

 

引用元:『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』公式HP Storyより

スタッフ

監督:畑 博之『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』
シリーズ構成:土田 霞、あさの ハジメ
アニメキャラクターデザイン・総作画監督:池上 たろう
プロップデザイン:岩永 悦宜
美術設定:宮野 隆
美術監督:山本 陽一朗
色彩設計:古市 裕一
CG監督:五島 卓二(トライスラッシュ)
撮影監督:岩井 和也(スタジオ シャムロック)
編集:坪根 健太郎(リアル・ティ)
音楽:宝野 聡史『うらら迷路帖』『魔王様、リトライ!』『ライフル・イズ・ビューティフル』
音響監督:納谷 僚介
音響制作:スタジオマウス
制作スタジオ:横浜アニメーションラボ

キャスト

ティアラ:安齋 由香里
ロゼッタ:久保田 梨沙
ラヴィ:向井 莉生
アシュレイ:佐伯 伊織
リネット:山本 瑞稀
エミリア:星乃 葉月
あるふぁ:嶺内 ともみ
サルサ:篠原 侑
ガーネット:中山 瑶子
ナデシコ:本泉 莉奈
ツバキ:鈴木 亜理沙
カエデ:大野 柚布子
ラトゥーラ:早瀬 雪未
シャンペ:広瀬 世華
メアリーベリー:赤尾 ひかる
アンジェリカ:雨宮 夕夏
ルキフェル:松田 利冴
ユエ:桜木 夕
ミルフィーユ:奥 紗瑛子
フィオナ:伊藤 はるか
エリザ:花澤 香菜
クロエ:南條 愛乃
あんじぇ:雨宮 夕夏
カミラ:上坂 すみれ
ユズリハ:佐倉 綾音

おすすめポイント

「魔法」×「アイドル」というありそうであんまりない設定

f:id:ulotti:20200929094053j:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

 本作は立派な魔女を目指す少女たちの学園ストーリーが基本的な舞台。

 主人公のティアラが加入した班には、ちょっと問題のある少女たちが揃っていて、成績は全員赤点ギリギリ

 そんな彼女たちの魔法を使ったドタバタコメディが序盤の魅力。

 やっぱり魔法学校といえば未完成の魔法でのワチャワチャ感ですよね。

 特に第3話「Plucky bump」では、バンプボールという魔法を駆使したドッジボールのような競技を行うのですが、色々カオスでかなりおすすめのお話です。

 

 中盤・終盤はアイドルとしてのお話。

 この世界の魔女はオルケストラと呼ばれるライブ活動を通して、人々に元気を与えたり、魔物を討伐したりしています。

 魔法が存在する世界だからこその、派手な演出パフォーマンスが盛りだくさんのライブは見ごたえ十分。

 主人公・ティアラが所属する「LiGHTs」以外にもたくさんのキャラクターのライブを楽しむことが出来ます。

 

 「魔法」×「アイドル」という、あまり見ない設定を十分に生かした、女の子の可愛さ成長が詰まった物語です。

 

豊富なキャラクター達

 1クールのアニメでありながら、7ユニット25人のアイドルの物語を楽しむことが出来る本作。

 

f:id:ulotti:20200929063341p:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

 ポジティブで元気な笑顔を届ける次世代王道ユニット、「LiGHTs」

 

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 人とは異なる妖しい魅力を備えた亜人ユニット、「IV KLORE」

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 和風ロックを舞い踊るヤマトの国から来た三姉妹、「この花は乙女」

f:id:ulotti:20200929063412p:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

 トイボックスのようにキュートでポップなユニット、「シュガーポケッツ」

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 甘さと刺激の中毒性が癖になる、「最キョウ」凸凹コンビ、「Sadistic★Candy」

f:id:ulotti:20200929063419p:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

 「歌姫の後継者」率いる、学院No.1の超実力派ユニット、「supernova」

f:id:ulotti:20200929063422p:plain©KLabGames・KADOKAWA/TEAM Lapis Re : LiGHTs

 数々の功績を残し、3年前に解散した伝説的ユニット、「Ray」

 

 どのキャラクター、ユニットも非常に個性的で、きっとあなただけの推しキャラクターが見つかるはず。

 ちなみに自分は「IV KLORE」の一番小さい狼耳の女の子、サルサちゃんが一番好きです。

アニメだけじゃ足りない!

 という人はゲームやコミックスでさらにキャラクターを深掘りできるのも、

 メディアミックスプロジェクトである『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』の良いところ。

 自分はこのキャラクターが好き!などあればぜひ、コメント欄で教えてください。

 

ハイクオリティな歌とライブ映像が楽しめる楽曲たち

 アイドルアニメということで、楽曲には並々ならぬ力を入れている『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』。

 本当にたくさんの楽曲があるので、特に思い出深い楽曲をいくつか振り返っていきたいと思います。

 

 一番最初の楽曲は第2話「Accord chase」で使用された、

「アオノショウドウ」/ supernova


【ラピスリライツ】supernova「アオノショウドウ」(アニメサイズver)

 作詞・作曲・編曲を担当されているのは、アニソン界で知らぬ人のいない名作曲家、ヒゲドライバーさん。

 ヒゲドライバーさんは過去に記事にしたこともあるので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

www.tadahome.info

 

 「アオノショウドウ」は本編で一番最初に描かれたオルケストラで、かなり印象に強く残っている方も多いのではないでしょうか。

 憧れの存在である"学院No.1の超実力派ユニット"として、ティアラたちにも大きな存在感を示しました。

 Youtubeのラピスリライツ公式チャンネルでも、再生数はぶっちぎりのトップで100万回再生を越えています。

 

 包容力のある笑顔を見せるミルフィーユさん、情熱にあふれたカッコいいフィオナさん、そして孤高の王女ユエさんという3人組のバランスもピカイチ。

 モノトーン調の衣装とこだわりぬいたライティングも、まさに完成形と言った感じ。

 ハイテンポでライブ映えする曲調ということもあり、後世にまで語り継がれるアニソンになること間違いなしです。

 

 2曲目に紹介するのは、第6話で使用された、

「Midnight Sapphire」/ IV KLORE


【ラピスリライツ】IV KLORE「Midnight Sapphire」(アニメサイズver)

 作詞は、『GJ部』の「 I wish 〜ときめきの魔法〜」や、スフィアの「GO AHEAD!!」、『いとしのムーコ』の「SUKI!SUKI!SUKI!」で知られる石川絵理さん。

 作曲は、Ceuiさんのサウンドプロデューサーを務める小高光太郎さんと『マクロスΔ』の「Walküre Attack!」で有名なUiNAさんの共作。

 編曲には小高さんに加え、鬼頭明里さんの「dear my distance」も手掛けた石倉誉之さんも務められています。

 

 ストーリー的にはシュガーポケッツ「わがままキャラメリゼ」のほうが重要な役割を担っているのですが、個人的に「IV KLORE」サルサちゃんが好きなことと、自分の好きなサウンドということでこの楽曲を選びました。

 

 開始5秒でわかる素晴らしいジャズサウンド

 圧倒的なサックスプレイは永遠に聞き飽きることがありません。

 "人とは異なる妖しい魅力を備えた亜人ユニット"の魅力が十分に溢れた幻惑さも強く感じられます。

 背景の森やバラの神殿も非常に幻想的で、丈の異なるストッキングが妖艶さを演出しています。

 見れば見るほど好きになってしまう素晴らしいアニメMVです。

 

 最後に紹介するのは、第8話で使用された、

「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」/ LiGHTs


【ラピスリライツ】LiGHTs「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」(アニメサイズver)

 作詞・作曲・編曲を担当されているのは、ボカロPとしても人気の高いかめりあさん。

 初めて見た人はこの意味の分からない桁数に驚いたことと思いますが、「セブンハンドレッドセクスティリオン」と読み、日本語では「7000垓」という数値になります。

 このタイトルの由来は諸説あって明確なところは自分もわからないのですが、数字を区切る「,」の7個がを表すように命名されたというのが自分の認識です。

 そのための"セブン"ハンドレッドでもあります。

 

 めちゃくちゃ余談ですが、診断メーカーで「700,000,000,000,000,000,000,000の空で」を作っていますので本当に暇な人はぜひ、運試しに診断して見てください。

700,000,000,000,000,000,000,000の空で

 

 第7話でシュガーポケッツ「わがままキャラメリゼ」に感動したティアラたちが、自分たちもオルケストラをしてみたいと「LiGHTs」を組んで、レッスンを重ねて生まれたのがこのステージ。

 このオルケストラに失敗すれば退学処分という、ストーリー的にもかなり重要なライブシーンでした。

 

 5人の個性がの様にキラキラ光る美しいMVが非常に印象的で、初ステージでまさかこんなパフォーマンスを魅せてくれるとは、と驚いたのを覚えています。

 歌詞は最初の一歩を踏み出した「LiGHTs」に本当にぴったりで、新しいことに挑戦する全ての人の応援歌ともなるフレーズがたくさん散りばめられています。

 "六千日目のいつもの空"六千日は生まれてからの日数を表しており、大体16歳と5ヶ月ぐらいなので、ちょうど彼女たちのお年頃

 ちょっと考えないとわからない表現はかめりあさんらしさが出ています。

 

 他にも12話ではとんでもない楽曲たちが流れたり、オープニングテーマエンディングテーマの紹介は省略しています。

 どれも素晴らしい名曲揃いですので、ぜひアニメを見て楽曲たちそこに至るまでのストーリーを楽しんでいただければと思います。

 

おわりに

 本当にハイクオリティなライブシーンなので、テレビで1度か2度しか流れないのが非常に残念

 それでもその1回のためにここまでこだわりぬいて作ってくれるスタッフに感謝です。

 CG監督の五島卓二さんは本作のほかに『A3!』しか情報がなく、詳細がわかりませんが今後も注目していきたいスタッフの一人です。

 

 このキャラクターが大好き!

 

 この歌にはまって無限にリピートしてる!

 

 など意見や感想があればコメントしていただけると嬉しいです。

 

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 今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。

 また次の記事で!