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Googleアドセンスに約200日連続投稿したのに落ち続けた話。経験に基づくやりがちな失敗と取るべき対策【はてなブログPro】

 Googleアドセンス

 ブログやウェブサイトを継続的に運営する以上、必ず合格しておきたい、一番最初のスタートラインともいえる広告システムです。

 とはいえ、Googleによる一定の審査があり、ある程度の基準を満たさないと合格できないのも確かな事実で、ずっと受からずに困っている人も多くいるはず。

 現在進行形でGoogleアドセンスに受からず困っている人や、今後ブログ・ウェブサイトを運営しようかなと考えている人に向けて、約200日審査に落ち続けた自分が、経験に基づくやりがちな失敗と取るべき対策を紹介できればと思います。

 いわゆる広告・アフィリエイトに関する内容に関する記事ですので、そういった話題が嫌いな方はブラウザバック推奨です。

Googleアドセンスとは

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 こんなニッチな記事を読んでる方がGoogleアドセンスについて一切知らないということはないと思いますが、一応おさらい。

 Googleアドセンスとは、ブログやウェブサイトの閲覧者に対して最適な広告が自動で表示され、クリックされるだけで運営者に報酬が入る、Googleが行っている広告システムのことです。

 広告を打ちたい会社がGoogleにお金を払って出稿し、ブログやウェブサイトでクリックがあったときはGoogleから運営者にお金が払われるという流れですね。

 このブログでも目次下と右のサイドバー一番下、そして記事下に設置されています。

 

Googleアドセンスの特徴

単価は安いがクリックされるだけで広告収入が得られる

 ブログやウェブサイトの運営で、直接的に報酬を上げる方法はいくつかあります。

ブログやウェブサイトの運営で直接的に報酬を上げる方法  ・有料コンテンツを販売する
・Amazonや楽天などの商品を紹介しリンクから購入してもらう
・Webサービスに登録してもらう、一定の商品を購入してもらう
・Googleアドセンス

 有料コンテンツというのはメールマガジンやオンラインサロン、有料noteのような、読むためにそもそもお金を払ってもらうタイプのもの。

 Amazonや楽天などの物販リンクは、購入してもらった商品の数%が報酬になる形で、最も想像しやすいものかと思います。

 Webサービスに登録してもらうというのは、このブログで言えばU-NEXTや、Huluなど月額会員の見放題サービスに登録してもらうこと。

 そしてこの記事のメインであるGoogleアドセンスがあります。

 

 この4つのうち、上3つは閲覧者自身に購入登録をしてもらう必要があり、少しだけハードルが高い分、1件あたりの単価が高く設定されています。

 一方でGoogleアドセンスは、クリックされるだけで良いというハードルの低い広告

 その分、単価自体は控えめになっています。

 Googleアドセンスで稼ごうと思った場合、最も大切になるのは"アクセス数"

 

 「〇〇さんの年齢は?彼氏は?調べてみました!」

 

 というようなサイトは、トレンドになっている人物について特集することでアクセス数を稼ぎ、Googleアドセンスからの収益を目標にしています。

 流行を大事にしている点から、トレンドアフィリエイトと呼ばれ、昔は多くのサイトが乱立されていましたが、最近はGoogle検索で弾かれることが多いらしく、その数は年々減っていっています。

 

広告リンクに飛んでほしい旨を記載してはいけない

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 もう一つの大きな特徴が、Googleアドセンスの広告自体の宣伝をしてはいけないということ。

 先ほど記載した"ブログやウェブサイトの運営で直接的に報酬を上げる方法"のうち、上3つは宣伝・紹介しても構わないのですが、Googleアドセンスの宣伝は規約で禁止されています。

 規約を破り宣伝してしまうと、報酬の剥奪アカウント停止処置がとられることもあるのだとか。

 

 此処を巡る争いで戦ってきたのがTwitter民。

 勝手に自分のツイートをまとめブログに転載され、収益を上げられることに抵抗するため、アカウント名にGoogleアドセンスを宣伝するような内容を含めることで対策してきました。

 他人のツイートを引用する際は厳重な注意を払い、できれば掲載許可を頂いてから掲載するようにしましょう。

 このブログも基本自分自身のツイートしか掲載しないようにしています。

 

Googleアドセンスに約200日落ち続けた話

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僕とGoogleアドセンスの戦いの歴史

 早速本題のGoogleアドセンスに約200日落ち続けた話

 画像でもわかる通り、17回審査に落ち、18回目の審査でやっと通っています。

 期間にすると準備段階も含め約200日

 しかも毎日投稿で1記事5000字前後。

 10記事~20記事が平均、少ない人なら2記事でも合格した例があると言われるGoogleアドセンス審査にどうしてこんなに苦労したのか、話していきたいと思います。

 

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)

 審査不合格と言っても、一度きりの審査ではなく一応何度でも応募可能

 不合格になるたび、どうして落ちたのかという理由がある程度示されます。

 17回審査に落ちたうち、12回がこの"価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)"という理由。

 基準である「ウェブマスター向けの品質に関わるガイドライン」に基づいて考えると、このブログが不合格になり続けた理由は以下の通りです。

Googleアドセンス審査で不合格になり続けた理由 ・Googleアドセンス合格より先に他の広告を貼っていた
・毎日更新のため、記事がテンプレート化していた
・スタッフ名、あらすじなど引用が多く、複製と判断されかねない内容が多かった
Googleアドセンス合格より先に他の広告を貼っていた

 ブログで収益を上げる方法に関して右も左もわからなかった僕は、一番最初にそのシステムについて調べました。

 先ほど記載した、"ブログやウェブサイトの運営で直接的に報酬を上げる方法"に関する内容ですね。

 よくわからないけど、とりあえず貼っておこうという精神で広告を貼っていたところ、大きくブログの価値を下げていたのではないかと考えられます。

 

毎日更新のため、記事がテンプレート化していた

 毎日更新って結構手間で、効率を上げるために今もほとんどの記事が構成自体はテンプレート化しています。

 もちろん詳細な内容を見れば書かれていることは全てバラバラなのですが、Googleも人がわざわざ1記事1記事チェックしているわけではありません。

 主にタイトル見出しで判定されていると考えられるので、そういう意味では記事が複製されていたと見られても仕方の無いブログになっていました。

 

スタッフ名、あらすじなど引用が多く、複製と判断されかねない内容が多かった

 自分は割と普通の人よりも制作側へのリスペクトが強めなので、アニメの記事を書く際は必ずスタッフ名あらすじを引用するようにしています。

 引用とわかる形で出典元のリンクも記載していますが、そこまでGoogleのAIがしっかりと確認しているかは不明

 ブログ中の文字列だけで言えば、他サイトからコピペした内容が全ての記事に入っていると言っても過言ではない状態でした。

 

成人(アダルト)向けコンテンツ

 17回審査に落ちたうち、1回だけ成人(アダルト)向けコンテンツというで審査不合格となっていました。

 ネタ枠。

 落ちた原因はおそらく『ド級編隊エグゼロス』の記事内の画像かと思われます。

www.tadahome.info

 現在は肌色が見える面積が少ない画像に差し替えており、それ以降一度もこの理由は出てきませんでした。

 こういう細かいところは見ているんだなと、とても驚いたのを覚えています。

 

サイトの停止または利用不可

 これは「はてなブログ」あるあるなのですが、何故かGoogleアドセンスと「はてなブログ」の相性が悪いらしく、やたらと"サイトの停止または利用不可"という理由で審査不合格になります。

 最初は"価値の低い広告枠"の理由で落とされていましたが、終盤は"サイトの停止または利用不可"ばかりになっていました。

 これに関しては、ブログを運営する側の人間にはどうすることも出来ないので、非常に難しいところ。

 

取るべき対策

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Googleアドセンス合格前までに広告を貼らないように、貼っている場合は広告を消す

 広告ばかりのサイトはGoogleから見ても閲覧者から見ても、非常に価値の低いサイトになってしまいます。

 Googleアドセンスに合格するまでは一切広告を貼らないように気を付け、合格後も読みやすさを損なわない程度に広告を貼るようにしましょう。

 そして自分の大きなミスが後者の"貼っている場合は広告を消す"という点。

 新しい記事を書く時間に追われて、過去の記事を修正するのが面倒に感じており、特に修正を行いませんでした。

 何なら、毎日新しい記事を広告なしで書けば、サイト全体の広告の割合が薄まるからそれで合格できるんじゃないかとさえ思っていました。

 これが約200日落ち続けた最大の理由だと今では感じています。

 面倒くさがらずに、過去の記事の広告は一旦すべて消すようにしましょう。

 

形式にとらわれず柔軟な記事を

 未だに記事を書くたびほぼテンプレートになった構成で書いている自分が言うのもなんですが、毎回毎回違う人が書いているんじゃないかというほど、記事の構成が変わっていれば間違いなく審査には受かりやすくなると思います。

 20記事ぐらいならそういう芸当も可能なはず。

 わかりづらい記事は良くないと思いますが、形式にとらわれ過ぎないのも非常に大切な要素の一つです。

 自分のブログのように、何かに特化した内容ではない場合色々な話題について書くのも、記事構成の幅を広げてくれるはず。

 

記事中の文章や画像には細心の注意を

 人が不快に感じるようなわいせつ的な内容や、残酷な内容はもちろんのこと、言葉遣いにも気を付けましょう。

 「批評」「批判」は問題ないかと思いますが、「誹謗中傷」「罵詈雑言」は論外です。

 自分の顔が見えないインターネットではありますが、相手の立場に立って、言われて嫌なことは言わないようにする配慮・リテラシーは忘れてはいけません。

 Googleもあなたの一言一句を見ています。

 

はてなブログで生きていく覚悟をするかWordPressに移行する

 「はてなブログ」だからこそ出来ることがある一方で、「はてなブログ」だからこその問題も多くあります。

 特にGoogleアドセンスとの相性が悪いのは死活問題

 "サイトの停止または利用不可"で不合格になった場合はめげずに申請しましょう。

 

 自由度の高い他サービスに移行するのも1つの手。

 代表例としてはやはり最大手のWordPress

 「はてなブログ」よりもHTMLCSSの勉強にもなるし、メリットに感じることが非常に多いです。

 自分もゼロから始めるなら次はWordPressを選びそう。

 行動することは大切ですが、一旦立ち止まってしっかりと戦略を考えることも非常に重要です。

 

おわりに

 アニメの記事を見たい人には大変申し訳ないんですが、結構こういうブログ論的な内容大好きなんで書ける時に書きたいお年頃。

 Googleアドセンスに落ち続けて困っている人や、新しくブログを書いてみようと思っている人の役に立っていれば何よりです。

 あくまでこのブログのメインコンテンツはアニメに関する内容なので、もっと細かいことを聞いてみたいという人はぜひコメントTwitterのリプライマシュマロなどお待ちしております。

 

 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。もし記事が良かったなと思ったらSNSへのシェア、Twitterのフォロー等、ぜひともよろしくお願いいたします。

 今後もアニメに関する記事を毎日投稿していきますので、ぜひご覧ください。

 また次の記事で!