ハンモック。
一般的にはキャンプの時にお昼寝用として使ったり、どこか外出先にあるもので試しに寝てみたり、本格的な寝具として考えられていない節があります。
でも実は一晩ハンモックで寝たら、二度と布団で寝られなくなるほど快適です。
ということで今回は、約1年半一切布団を使わず、ハンモックだけで寝ている自分が、ハンモック睡眠の素晴らしさをお伝えしたいと思います。
ハンモックとの出会い
ついに我が家にもハンモックが来てしまった pic.twitter.com/YWixn6W65H
— りつ@アニメブログ毎日更新中 (@ulotti) June 1, 2019
ハンモックを買ったのが昨年の6月1日。
きっかけは、池袋サンシャインシティ展望台で行われた「空ピクニック」というイベントにたまたま参加したことで、ハンモックに乗りながら見る都会の景色は素晴らしいものでした。
そこで気が付いたのがハンモックの寝心地の良さ。
最初はハンモックに乗ることさえ苦労しましたが、横になってみるとまるで雲の上に乗っているかのようなフワフワ感。
こんな素晴らしい体験を毎日できるならそんなに幸せなことはないと思って、購入に至りました。
買ってしばらくは、布団を使うかもしれないと思ってとっておきましたが、今はもう捨ててしまいました。
今となってはわざわざ布団で寝る意味がよくわかりません。
ということで、購入してから1年半ハンモックを使い続けた、僕の思うハンモックの素晴らしい部分を並べ立てていこうと思います。
ハンモックのメリット
圧倒的な通気性
我が家の猫が可愛い自慢をしたいわけではなく、見て欲しいのは素材。
見るからに通気性が良いのが伝わるかと思います。
どんなベッドも布団も、この通気性を再現するのは不可能。
熱くて寝苦しいという概念とは一生お別れすることが出来ます。
冬は絶対寒いでしょ!!
自分も購入した当初は、絶対冬は寒いだろうから冬の時期ぐらいは布団で寝ることになるのかな、と思っていました。
寒くないです。
もし、全裸じゃないと寝られない、パジャマは薄手じゃないと死んでしまう、そういう人がいたならすいません、寒いかもしれないです。
でも、ちょっと暖かい服を着さえすれば、寒くて寝られないなんてことはありません。
そもそも寝るときに接する部分って、冬であっても熱がこもってしまうから熱いんですよね。
自分はオールシーズン、このハンモックと毛布1枚だけで寝具は事足りています。
圧倒的な体圧分散
ハンモックの上にダンベルを置いてみました。
みてください、この沈みよう。
寝具を考えるうえで、非常に重要になってくるのが体圧の分散。
ハンモックはその形状の特性上、どの寝具よりも体の重さを素直に受け取ってくれます。
低反発の極み。
この圧倒的な体圧の分散力で、この1年半起きた時に身体が痛いことは一度もありませんでした。
人によっては、高反発の方が合うという人もいる可能性はあるので、その点はご注意ください。
楽々収納&省スペース
自立式ハンモックの構造はいたってシンプル。
スタンドと、ネット部分のみです。
ここまで小さく、そして簡単に折りたためるし、軽い。
部屋のスペースを最大限に使いたい時も、わざわざ押し入れに布団を押し込むようなことをしなくてもいいんです。
ハンモックを使い始めてから布団を使っていた時に比べて格段に、友達を部屋に呼ぶ回数が増えました。
キャンプに持参することも!
多くの自立型ハンモックには、画像のような専用のキャリーバッグが付いてきます。
これに収納するだけで、簡単に外出先に持っていく事が可能に。
普段寝ることのできないハンモックを持ってきたあなたが、注目の的になること間違いなし!
ちなみに自分はこの1年半の間にハンモックを持っていくようなイベントが発生しなかったので、外で使ったことはありません。
機会があったらどこかに持っていきます。
二度寝防止
布団の様に、ハンモックに飛び込むことはできません。
デメリットの項でも書こうと思いますが、ハンモックに乗るには少しだけコツがいります。
その分、一度ハンモックから起き上がると布団に比べて、もう一度横になるのが少し手間。
だからこそ、二度寝しがちな人も二度寝の防止が可能に。
ハンモックから絶対届かないところに目覚まし時計を置けば、寝ぼけて目覚ましを止めてもう一度寝てしまうことは絶対にありません。
元々朝が強くなかった自分ですが、ハンモックのおかげで朝は狙った時間に目覚めることが出来るようになりました。
実はとても安い
ハンモックっていくらするか知ってますか?
自分はハンモックを買おうと思うまで、ハンモックの値段なんて想像したことも無くて、5万円~10万円ぐらいするのかなと思っていました。
見て驚き、ほとんどの商品が1万円以下でした。
ハンモックと言えば富裕層、セレブ向けみたいなイメージが先行していますが、マットレス、敷布団の値段を考えると何なら布団よりも安い。
今使っている布団に疑問を感じている方は、軽い気持ちでハンモック生活を始めてみてください。
かっこいい
布団で寝るのダサくないですか?w
ハンモックを購入した理由の一つに、何でも少数派でありたい自分が、睡眠に関しては何の疑問も持たず、ただ布団で寝るだけの多数派になっていたこと気付いたという理由があります。
一回その当たり前に疑問を抱くと、普通に布団に入ることにめちゃくちゃ違和感を感じるようになったんですよね。
布団で寝ることをダサいなんて考えたことも無い人には、
何言ってんだこいつ
と思われるかもしれませんが、確かにそうかも!と共感してしまった人はぜひ、ハンモック生活を検討してみてください。
ハンモックのデメリット
1年半も毎日使っていると、普通の人では気が付かないようなデメリットに気が付くこともあります。
ハンモック睡眠を全世界に布教していきたい自分ですが、だからこそ知っておきたいデメリットを紹介しようと思います。
乗り方・寝方にコツが少しいる
一度ハンモックで寝たことあるけど、乗りづらいし、グラグラして気持ち良くなかったという方も、もしかしたらいるかもしれません。
慣れないうちは、少しだけハンモックの乗り方・寝方には気を付ける必要があります。
乗る時はハンモックをまたぐようにして、お尻を最初について上半身を先に乗せて、その後に下半身を乗せるようにすれば完璧です。
寝方のコツは、ハンモックに対してちょっとだけ斜めになって寝ること。
下半身を右寄り、上半身を左寄り、あるいはその逆にすることで、安定感が確保されます。
ハンモックと完全に同じ向きで寝るとめちゃくちゃ揺れるので、睡眠どころではないので注意。
買った当初は慣れるのに少し時間がかかるかも知れません。
怪我をしてるとしんどい
この1年半の中で、筋トレのし過ぎで背中や肘を痛めたことがあるのですが、その時はハンモックに乗るのが少し大変でした。
寝てしまえば問題ないんですが、乗る時の微妙な体重のかけ方が意外と身体を使うようで、ハンモックに乗る度「いてててててて」と言いながら乗っていたような気がします。
それでも布団を出すことはなかったですけどね。
泥酔している時、寝落ち寸前の時にしんどい
相当なレアケースですが、泥酔していて足元もおぼつかないような状態、立っていても寝てしまいそうな程眠くて眠くて仕方がない状態の時は、ハンモックに乗るのを億劫に感じることがあります。
倒れるように眠れないというのは、二度寝防止というメリットの反面、こういう極限状態の時は少し辛いです。
電気を消してからハンモックに乗るのが難しい
一般的なご家庭では、夜寝る前に電気を消す時、壁に設置されたスイッチを押すか、ライトから垂れ下がった紐を引っ張るか、そんな感じの電気の消し方になるかと思われます。
電気を消してすぐの、眼が暗い部屋に慣れていないうちは、ハンモックをまたぐのに失敗する恐れが。
自分はこれをきっかけに、ライトやエアコンを音声入力で操作するような設備を揃えたので、ハンモックのおかげで逆に大きく生活のクオリティを上げることが出来ました。
ハンモックの選び方
実際何個もハンモックを使ってきたわけではないので、商品ごとの比較はできませんが、大別される種類の大まかな選び方を説明します。
自立型と非自立型
スタンドが付属している自立型と、付属していない非自立型に大別されます。
屋外でのみの使用を考えている方は非自立型も選択肢に入りますが、屋内での使用を考えている方は、ほぼ自立型一択です。
家の中にちょうど良く頑丈な木が生えている方は、非自立型もありかもしれません。
一人用と二人用
一人用サイズと二人用サイズがありますが、基本的には一人用で問題ないかなと思います。
自分も一人用のものを使っていますが、特に横幅が足りないと思ったことはありません。
形状の特性上、ハンモックの上に二人で寝ると、自ずと真ん中に吸い寄せられるようになります。
たとえ二人用だったとしても、カップルではない二人組での使用はおすすめできません。
おわりに
いまやハンモックで寝ることが当たり前になってしまって、他の人にハンモックで寝ていることを話すこともあまりないのですが、たまに話すとめちゃくちゃ驚かれます。
きっと皆さんが思っているより、ハンモック睡眠は現実的で、理にかなった選択のはず。
ぜひ、新たな寝具の選択肢として取り入れてみていただければと思います。
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